SNSはなぜ栄枯盛衰するのか
2018-01-20
人材密度が希釈されて有用性が下がってくる
SNSに限らない。ファンによるコミュニティも初期はアーリーアダプターの集団であるが、知名度の向上に従ってレイトマジョリティが参入し、希釈が起きる。
創業時はアーリーアダプターの集団である
大企業化したあと、レイトマジョリティが入社するようになる
レイトマジョリティが昇進していくことによって何らかの振る舞いに影響が起きる
ゆっくり効用の期待値が増えるがリスクもある、というとき、リスク回避傾向の低い人ほど早く参入する
オジサンが入ってきたSNSは終わりだ問題、これは社会資本の側面で説明できるな。 初期はアーリーアダプタばかりなのでネットワークが社会資本に転換する。
ラガードなオジサンが入ってくると、繋がっても社会資本が増加しないどころか、マウンティングされ社会資本が吸われていく。
社会関係資本蓄積に対する反発
貴族制を破壊して民主主義にした
持たないものの反発を招く
残った側に良いネットワークが発生することもあるという指摘
お金を稼ぎたい中堅以上のクリエイターが軒並みyoutubeに移行したことで、ニコニコ動画には儲け度外視でやりたいことやる人と、それを楽しみにする人だけが残った。
その結果クリ奨が始まった当時のギスギスした感じが無くなり、今のニコニコ動画は一周回って黎明期に近い空気感になったように思う。