OSSクエストの利己と利他のバランス
from OSSクエスト
OSSクエストの利己と利他のバランス
code4japan slack
Shingo OHKI
小さいプロジェクト(engineer: 5, copywriter:3 みたいなやつ)を一人で始めて1ターンで全部自分で完遂すると貢献ポイントを総取りという動きができ、それがこのゲームの攻略法のように見える(ゲームの価値観と反する?)ことがある。ただし、最終的にはその動きをした人以外の人が勝利した。
nishio
これ単純に「自分で自分のプロジェクトをやると+4貢献だが、他人のをやると+5貢献なので、効率が悪い」ということなのではないか。
そもそもプロジェクトを作ることが2アクションで4点だから、プロジェクトを進めることに比べて半分以下の効率であり、自分でプロジェクトを作らずに他人のプロジェクトを手伝いまくる方が効率がいい。
もちろん誰もプロジェクトを作らないと貢献もできないので、結局少し効率が悪いけどプロジェクトを立ち上げることが必要になる。
これは本当によくOSSのことをわかっていると感じる
「プロジェクトに貢献する」ということを貢献だと考えている人が多いけど、それは「貢献機会」というリソースを消費する行為でもあって、それをやる人ばかりでは「貢献機会」が枯渇してしまう、そこで、少しめんどくさかったり見返りが小さかったりする「貢献機会を作り出す」という活動が必要になる
これがゲーム内のトレードオフとしてうまく表現されていると思う
そうか、「プロジェクト開始」が2アクションで4点で、貢献が2アクションで8~10点だから、短期的に完了するプロジェクトがそもそもポイント獲得効率が低いのか。短期的にすぐ得点が入るから良い手段のように誤認してしまうが、実は長期的プロジェクトの方が得点効率が高いので小さいプロジェクトで先行してても後半でまくられる
よくできてるなぁw