ITリテラシのない高齢者が窓口に徹夜で並ぶ
2021-05-10
ネットが使えない高齢者ら向けに窓口を設けたが、かえって長時間待たせることになった。市民の健康状態を考慮し、窓口予約をやめることにした
混雑が予想→整理券
6、7日はすぐ定員に達した。
週明けの10日の窓口予約をするために、9日昼過ぎから人の列ができ始めた。
整理券を前倒しで配布
高齢者に徹夜で待たせることを避けるため
整理券の事前配布はHPで伝えた
9日午後10時半ごろまでに予定の120人分を配り終えた。
10日未明に訪れた市民「なぜもう整理券がないのか」
10日未明に訪れた高齢者は役所のHPを見ていないのだろう。そこに事前配布したことも、もう配り終わったことも書いてあるのに。
「アジリティ」と言われるとピンとこないのかもしれないが「状況に合わせてやり方を変更しやすくする」ことであって、その変化の速度についてこれない人が可視化された。 少子高齢化によって窓口のリソースが足りなくなる事態をイメージしていたが、ワクチンというリソースの不足によって同じことが引き起こされた