「飲酒効果の是認的発言」などと書くよりも、「酒は飲むべし」と書いたほうがよい
意味のエッセンス、概念のハンドルを作る際のコツ。
これはKJ法の一行見出しを作る際の話だが、Scrapboxのページタイトルについても同様だと思う。
意味のエッセンスをつくる場合に、ひじょうに大切なことがある。それは、過度に抽象化しすぎないことである。むしろ、できるだけ柔かい言葉で、発言者のいわんとした要点のエッセンスを書きとめるのがよいのである。たとえば、酒を飲むことについて、それを好意的に論じた発言があったとしよう。それを一行見出しに圧縮するのに、「飲酒効果の是認的発言」などと書くよりも、「酒は飲むべし」と書いたほうがよい