読者専用ページの案
2018-06-28
案1「Facebookプライベートグループへのリンク」
従来の書籍は、読者がほかの読者と知り合い、本の内容について議論をする機会を提供してこなかった。一部の書籍では「出版記念イベントを開催」「読書会を開催」という形で、読者が一堂に会し議論をすることで、書籍のコンテンツに対する理解をより深める機会を提供している。しかしこの方法でも、地方の人には参加機会が乏しい。Facebookグループを作るという形で低コストに実現できるのではないか。またこのグループがきっかけとなって、物理的な読書会を開催するきっかけとなるのではないか。この本がロングセラーとなる確率を高めるうえで有益なチャレンジだと思う。
案2「Scrapboxプライベートプロジェクトへのリンク」
書籍は文章が1次元的に連なっているが、知識はネットワーク構造を持っている。このネットワーク構造を扱うことができる情報共有ツールScrapbox上に書籍のコンテンツを置いてネットワーク化していき、追加の情報などをどんどんつなげていくと、とてもよい知的生産の苗床になると思う。将来、増刷・改訂・増補版などを作る際にも有益。本当は公開プロジェクトでそれをやるともっと面白いのだが、書籍のコンテンツすべてがオンラインで読める形になることには反対されるだろうと考えて、プライベートプロジェクトとして購入者だけがアクセスできるようにしようと考えている。