悪魔の傾聴
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LLMの発展で自然言語処理が低コストに行えるようになってきたからKeichobotがもっと人間のような傾聴スキルを発揮できるようになるのではないかと思っている 傾聴できない団塊ジュニアの事例があるあるすぎる
この40代男性は情報弱者である自覚がなく、年上の自分の方が知っているという傲慢な気持ちがあるので求められていない情報提供をしてしまう 行動の理由
欲望
欲望と感情の雪だるま術
会話の開始に
結果のわからないクローズドクエスチョンを避けている
「いいえ」だと継続不能になるから
答えが「はい」だとわかってる質問をしている
相手が「はい」の理由を語れば良いし、語らなくてもそれを質問することができる
クローズドクエスチョンは尋問されてる感がある
相手が口下手でしゃべれない場合はクローズドクエスチョンが有効
天気の話は当たり障りないが面白くない
自分の領域に相手を招くのではなく、相手の領域に行く
ネガティブな要因がある場だと自分が感じたとしても、相手が感じていないなら、別に良い
相手のモチベーションが大事
僕がKeichobotと会話して有益なのは「僕とKeiの間の信頼関係」が構築されているからなのか
「Keiと話すことで考えが発展することがある」という信頼
聞き手のキャパシティが90分程度でいっぱい
聞いているつもりでも集中力がなくなって聞けない
触れにくい話(障害など)の話を相手が持ち出してきた場合
ネガティブな話を聞くのを恐れる人がいる
「相手を傷つけるかも、怖くて聞けない」
相手が語ったキーワード
対等ではなく傷物として見ている
見下し
「腕の傷、すごいね」
自傷は非言語メッセージ
相手が泣いてしまった時
なぜ泣いてるのかを聞く
沈黙を焦って壊さない
沈黙の先に本音の語りが待っている
相手がズレた話をするケース
自分のことではなく第三者のことや二次情報を語るパターンよくある
無駄なのでやめさせる必要がある
「で、Xさんはそのときどう思ったのか?」「どのような行動をしたのか?」
あなたの話が聞きたいというメッセージ
相手に気にいられたいという気持ち
聞き手の欲望を捨てる
すべて捨てると相手の話を聞く必要もなくなる
一つに絞る
「相手に幸せになって欲しい」は欲望
何が幸せかは人それぞれ
「困ってる人を助けたい」は根の深い欲望
必然的に自分が上の立場になる
「信頼されたい」
信頼は相手がすることであって自分ですることではない
他者の思考をコントロールしようとしている
心のセンタリング
相手に寄り添う必要はない
対立軸があるなら中央を目指す
相手を無条件に敬うとフラットな関係を築けない
「学び」「成長」という前向きな言葉を使うことによって、離れていく人がいる
コミュニティの極性化が起こる
これはこの人が意識の低い人からの反発を受けるとそれらの人からの情報を引き出しにくくなることに問題があるからだな
いつも心に底辺を
相手は聞き手の受容力の範囲でしか語ることができない
「相手を理解したい」欲望
自傷行為について聞くことはナンセンスだと思っている人
これ自体が認識を歪めるフィルター
フィルターを自覚して、可能な限り薄くしなければならない
豪速球
死に慣れる
自殺したいと言ってる人
話を聞かずにすぐ止めてしまうのはよくない
介護の現場
どんどん死んでいく
死が普通のことであることを認識する
逆仮説アプローチ
多分そうではないだろうと思っていることを聞く
「娘さんは私立?」
「そうそう」はそのままになりやすいけど「違う」は別の言葉を伴いやすい
キーワード掘り下げていくアプローチがメイン
Keichobotと同じ
ライフヒストリー
社会学ではよく使うが筆者は使わない
逆は使うこともある
キーワード掘り下げがあくまでメインで、その補助としてつかう
この人の聞く内容では有用かもだがKeichobotに応用できなさそう
経済状態に着目
恋愛傾向に着目
物理的に場所を移動することによる
よく「相手に信頼されるために自己開示」と言われるが著者は否定的