同時に撮影しても映るものが違う
iPhone7とiPhone11で同時に撮影をしても映るものには0.3秒程度の差がある
https://gyazo.com/649afd66e5e2b0ecd249082f8ed15719
https://gyazo.com/052562f18bea360264129fd57359265e
https://gyazo.com/13181e6f1de8c8c30e7451938d5623d9
https://gyazo.com/3a658382cfbc96594b4bc645efdfa2a0
同時に撮ったのにiPhone7は50.58, iPhone11は50.27が映っている
https://gyazo.com/17972286727b3032c7008337822ff9db
観測事実まとめ
iPhone7もiPhone11も普段0.14秒程度現実から遅れたものがディスプレイに映っている
iPhone11だけ、シャッターを押した後からさらに遅れ始める
その遅れは後でジャンプして取り戻している
撮影された写真は
iPhone7では暗転しているあたりの時刻
iPhone11ではシャッターを押したあたりの時刻
解釈
もともとiPhone7では暗転のタイミングで撮影されていた
暗転が
「画面描画に使う計算リソースを別の用途に使うために必要」だったのか、
それとも鏡で目と撮像素子を切り替えるタイプの一眼レフの挙動を真似たのか、
はわからない
しかしこの挙動は「画面を見てベストタイミングでシャッターを押してもその0.3秒後が映る」ということでもあった
このズレが好ましくないことだという議論があったのだろう
iPhone11ではシャッターが押されたタイミングでの写真が撮られるようになった
そのタイミングでディスプレイの内容を保存する
「このタイミングで撮像素子の内容を保存する」ではない
ディスプレイを見ないで撮影する人からすると、押したタイミングより0.13秒手前が映る
大部分のユーザはディスプレイを見て撮影するのでそちらに合わせたのだろう
関連
こちらの実験は人間がものを見てからシャッターを押すまでの反射神経の影響がある
その影響を排除しようとしてこの実験をした