「なんでもできる」は危険なサイン
nishio.icon「なんでもできる」をアピールポイントにしようとするのは危険なサイン
例えば極端な例として「なんでもできるゲーム機」を買って「今はゲームソフト何もないけどプログラムを書けばなんでもできます」だったら、そういうことじゃないんだよなー、ってなる
もう少し固い言い方をすると
ほとんどの顧客は「道具」が欲しいのではなく「用事」を済ませたい だから、用事を済ませるためのコストが最も安い物を選ぶ
「少し勉強して実装すればどんなゲームでもできるゲーム機」と「今すぐゲームを開始できるゲーム機」だと、ほとんどの人が後者を選ぶ
ガラケーからスマホへの変化を「スマホはアプリを作ればなんでもできるからユーザに好まれた」と解釈する人もいるのだけど僕は違うと思うnishio.icon
「なんでもできる」から興味を持ったって人も少しいるのだけど、それは今RaspberryPiで色々作って遊んでる人と同じくらいの量であって、人口のごく一部だけ。
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