ドラフトモードに関する雑談配信
※この記事はドラフトモードで記載していた雑談配信の内容が長くなりすぎたので、別記事にしてまとめたものです 雑談配信抜粋(想像以上に話題が多岐に渡ってたので面白かった部分だけ抜粋します)
冒頭(7分ごろから)
Burza さんと Slama さんは1987年生まれで同い年。誕生日も20日ほどしか違わない。
Slama「今日はリーク配信じゃない」
近況(12分ごろから)
Burza「会社外から働くのはもっと難しいと思っていた。カメラを使うのは最初は嫌だったが、話したことの反応は見ることができてよい」
ポーランドは外出制限がなくなった後は再び感染者数が増えている状態。
Slama「汚い言葉を使うので今日の配信は成人指定にしている」
CDPRでの仕事について(16分ごろから)
Slama「Witcher3 の開発時からやっているのでチームの中で最も古株のはず」
Burza「自分が5年前にチームに加わった時には Slama は既に主要メンバーだった。クールで気さくというのが第一印象だった」
Slama「Cyberpunk2077のために入社したのに、ほんの少しもその仕事をしたことがない」
Slama「開発に加わっていないということは、中身を知らないのでいいところもある。Witcher3 のときはパネルなどのUIを作っていた。自分で Witcher3 をプレイしていたとき、既知のバグがあってそれが来るのがわかってたからすごく嫌だった」
Burza「Witcher3 の本編は自分でプレイした。その後にCDPRに入社したが、“無情なる心”のときは仕事で内容を知ってしまっていた。原作のレジスが好きだったので、“血塗られた美酒”のときはネタバレを喰らわないように、内容チェックのときはミーティングがあるなどといって抜けていた」
Slama「チームが家族のようになるよう雰囲気作りをしている。ゲーム開発は有害な職場環境になりやすい」
Witcher シリーズについて(27分ごろから)
Slama「入社面接にあたり、Witcher1 と Witcher2 はやろうとしたが古く思えてハマれなかった。それから小説を読むようになった。今では見落としがちな些細な部分もわかっている。白黒はっきりしないストーリーを少しずつ好きになった」
Burza「自分は19歳ぐらいのときに原作を読んだ。Witcher1は発売日ぐらいにやった。親が寝静まった後に午前4時ごろまでプレイをしていた。Witcher2も発売日からやった。原作で読んだ部分が具体的になったのを覚えている」
Slama「Netflixの脚本家陣が休憩中にグウェントをやっているらしい。ドラマにグウェント入れてほしいと思っている」
Slama「Witcherシリーズについて、難しい点は自分たちが新しくコンテンツを作っているということ。しかも、どこよりも速い速度で。ある地点で、それ以上新しく作ろうとしたらゲラルトのように重版みたいなことをするか、Witcher世界の別の部分を探らないといけない。将来は、もっと過去に焦点のあたったものが来ると思う。Witcher のARゲームのヴェセミルは若い設定だったはず」
Slama「今は来年のグウェントでは何をするのかの会議をしているところ。今週の木曜日の午後にディレクター陣で“次は何?”を話しあう」
ドラフトモードについて(34分ごろから)
Slama「参加料と報酬がなくなることで不安があるみたいだけど、ジャーニーは進行するし、通常のクエスト進行もある」
Slama「それで、もしいろんな要素をまとめたとき、それが上手くいってないとわかったらどうなるか。何ヶ月もかけて完成させたアニメーションやエフェクトをひとつにまとめたとき、上手くいかないとなったら、それまでやったことを全部捨てる?だからギアチェンジしようと要求した。とりあえず核の部分を動くようにして、プレイヤーに判断してもらって調整しようと。核が上手くいっていることを確認してから他の部分をつくるように。何ヶ月もかけて作ったものが受け入れられなかったときは、修正することに抵抗してしまう。実際、作り込んだ後の修正には時間がかかる」
Slama「要は、まずドラフトの楽しさの部分を提供して、クエスト進行や報酬などはその後にするということ」
Slama「だから、ドラフトモードのベータは“すぐに”来るよ。すべてが上手くいけば次のアップデートぐらいで……明日大変なことになりそう」
Burza「簡単に聞こえてしまうかもしれないけど、何ヶ月もかけたものが受け入れられないのはつらい」
Burza「真面目な話、アリーナはあまりプレイされていなかった。だから変えることにした。コミュニケーションの観点からも、かなり初期の段階から行っていて、何を達成したいかの詳細も明かしている」
(このあと、ドラフトモードの設定ツールを見せながら、出現率の重み付けやシーズンごとに種族パッケージのON/OFFができるようにしてあることや、パッケージの中身などを最終的に58分ごろまで解説)
Burza「ベータが出たら、配信してもOK」
Slama「ベータと呼ぶのは、未完成という意味を込めてる」
設定ツールの解説終了、Q&A(58分ごろから)
Burza「1月か2月に社内でアリーナをちゃんとしたドラフトモードにしたいと話していたのを覚えている。コンボやシナジーが足りないと言っていた」
質問:Slama さんはいつもこんな感じで暴走するか?
Burza「集中モードに入ることはあるけど、しゃべり倒して人の話を聞かないほどじゃない」
Burza「Slama は集中しだすとコーディングしてる感じ」 ← Slama「用があるなら、名前を呼んで!」
質問:コンボデッキに〇〇はあるのか?系の質問がいくつか
Slama「ゲラルトコンボデッキはある」
Slama「もっとフィードバックが欲しいと思っている」
Slama「セリスと盾乙女パッケージもある。セリスに関するパッケージは2つある。圧縮パッケージは気に入らなかったら、選ばなければ再び圧縮パッケージが選択肢にでやすくなる」
質問:手作業で設定することで作業量が膨大になることを全く心配していないのか?
Slama「自分が1週間程度で設定した分だけでも、恐ろしいコンボが生まれるということをみんなわかっていないと思う。バグでもなければ、プレイヤーが同じパッケージを選んで同じデッキが組みあがることはない。現時点でも十分な量がある。重要なのは変更したり足したり削除したりすること」※質問に明確に Yes/No で回答していませんが、現存する全てのカードをこのモードに登場させなくても十分楽しめるので、ドラフトモードに登場するカードを絞ることで作業量は一定に保てるということを言いたいのだと思います
Slama「重要なのはドラフトモードはコントロールされた大きなランダム性を楽しむものになるということ」
Slama「ああ、もうクリップされてしまった。お前らほんとに容赦ないよね」 ※「バグでもなければ、プレイヤーが同じパッケージを選んで同じデッキが組みあがることはない」の部分が言質を取られる形でクリップされた
Slama「記録に関して本当に容赦ない。なにかあると書き残して、数年後にその約束が破られると殴りかかってくる。こう言っただろ、やっただろ、パンチ!……容赦ない。」
質問:アリーナを残して、ドラフトを新モードとして追加することはできなかったのか?
Burza「両方あったほうが良いってこと?」
Slama「コミュニティの誰かがもう説明してくれてると思う」 ※アリーナが不人気であり、マッチング人口が分割されてしまうことからも残すことにデメリットしかないのは自明
Slama「実のところ、それらのカードは不満が多い。ぶっ壊れだと嫌われている。毎ターン決闘していた昔の《イムレリス》を戻してほしいという意見をよく聞く。あのクソカード覚えている?ベータプレイヤーを10人集めたとして、あのカードを戻すって伝えたら2~3人は喜ぶだろうけど残りは……(首を絞めるポーズ)」 Burza「あのカードはPTSDを引き起こす。昔の《イムレリス》は駄目だよ」
Slama「綱渡りなんだよ、面白さを保つというのは。ホームカミングと奪われし玉座でたくさんの変更をした。そのあと、ディレクターを引き継いで挨拶して、“みんなどうしたい?”って聞いたら、ほとんどのメンバーは何も話さなかった。今はその状態から抜けたけど」 Slama「新しいゲームデザインについて話をしたときに、“やりたくない、プレイヤーはそれを嫌っている”となった。俺は嫌な奴だから“とにかくやってくれ”と言った。《デトラフ:上級吸血鬼》が倒されるたびに3度復活する?いいじゃん、やろうぜ! “Jason、やばいと思うんだけど……” いいんだよ、やっちまえ!と、狂気と楽しさを持ち込むこんだ」 Slama「そしたら、君たちは“《賄賂》に問題はない”発言を切り取る。で、みんな過剰反応する。《賄賂》はコミュニティを分断してしまった」 Slama「あまり気付かれていない点だが、俺は楽しさを持ちこもうとしている。そのあとちょっとだけ調整する。君たちを非難しているわけじゃない」
質問:こういう感じの配信を月に1回ぐらいやるつもりないの?
Slama「もし定期的にやるなら、チームの他のメンバーを連れてきたいかな。最近だと Molegion が公式配信にきたし、その前は Burza 、Ostry もいた。これには理由がある。チームメンバーをみんなに見てもらいたい」
Slama「配信で入社面接(笑)」
Slama「クレイジーなアイデアは結構あるんだよ。Burza、俺が話した中で実施しなかった“クレイジーなアイデア”で好きなもの挙げてみてよ」
Burza「まじか、無茶ぶりだ。君のアイデアは大体通るよね。間に合わなくて無理無理無理ってなるのはあるけど」
Slama「認めるけど、クレイジーで青写真のアイデアを無茶ぶりすることはある」
Burza「そうだね、青天の霹靂で“これやろうぜ、楽しくなるよ”っていうよね」
Slama「あれをやろうって言ったの覚えてる?誰だっけ、そう Jimmy Kimmel の下品ツイート。あれの Reddit 版を公式でやろうってアイデア」
Slama「ソーシャルメディア上で書かれた自分たちに対するもっとも品のない意見を読んでやろうというもの。俺の顔に涙のマークをつけて。みんなに開発が受けている憎しみを強制的に聞かせようと思った」
Burza「いつかやるかもねって話はしたと思う」
Slamaさん、キレる
Slama「これをみてくれ」
コメント欄「クソSlamaとかいうやつがカードの変更履歴をみてるってことに驚いてる。手札差がとれるカードはいつもガンだったじゃねぇか。手札差をとれるカードを意味あるものにしよう、楽勝バランス調整wwwww」※とある配信者の発言を誰かがコピペしたらしい
Slama「バランスをとることはできるんだよ。こういうのがクソなんだよ。なんでカードの効果が似たようになるか、面白い効果を作ろうとするとこういうクソを投げつけてくる。楽しさがほしいのか、完璧なバランスがほしいのか。完璧なバランスがいいなら、チェスを作ってる。楽しさを残しながら、なるべくバランスをとってる。でも、それにはもう飽きた。チェスがいいなら、チェスを作るぞ!もうキレたぞ!」
Burza「これ、コピペだよ」
Slama「まあ冗談だよ。下品Redditの実験だね。いいんだよ、デッキビルダーでこのカードがクソ、このカードがクソって言ってくれても」
Burza「こういうのは、あまり良いフィードバックじゃない。何も得られない。ただ単純にこれが駄目というんだじゃなく、時間をかけて考えてもらって、どうしてもらいたいのかをフィードバックしてほしい。駄目だから何?ってなるからね」
Burza「それから、誰かがネガティブなことをいうと、他の人が続いてそれが増幅されてしまう。それは本当に良くない」
Slama「そういうのエコーチェンバーっていうよね。あ、またクリップされた。明日観るのが楽しみだ。後悔はしないぞ」
Slama「飲んでるときは楽しいけど、翌日頭が痛くて、昨日何やってたんだよ?ってなることあるよね。これもTwitchの酔っぱらい配信だ」
Burza「大ダンデリオンショーものだよ」
Bruza「大ダンデリオンショー向きだよ」
Slama「ずっとキレてる俺がみたい?でもこれ演技だからね。娘がウソ泣きするんだけど、俺は達人だから見抜いてる。まだ3才だけど10代になったらと思うと心配だ」
要望:ゴールデンネッカーのリークをしてくれればいいのに
https://gyazo.com/772fc0659c958ca63c6f57c2a81a6024
ゴールデンネッカーとは5月末のOpen大会で公開されたアートだが、まだゲームには追加されていない
Slama「チラ見せぐらいはするかもね」
Burza「駄目だよ。こういう感じで突然やろうって言いだすんだ」
Slama「すごいものになるけど、今は言えない。Burzaのリークシチューの中にあるんだ。Burzaもなんかクリップされるようなことやってくれよ」
Burza「無理だよ」
Slama「上司から、俺の顔が書かれたカードを強くしろって言われたと想像してみてくれ。それを脅しに聞こえないようにできる?そういうことはやりたくない」
質問:CDPR従業員の顔がどのくらい使われているのか?
Burza「難しい質問だ。というのもカード内の脇役キャラとして使われている場合もある。それから、今、カードを作ってほしいとリクエストしても順番待ちがあってとても時間がかかる」
Slama「デザイナー陣が頼みに来る人が多すぎると文句をいうぐらいだ。あと人の顔を書くというのはちょっとしたプレッシャーがある。とくに個人的に親しいわけじゃないけど同じチームのメンバーだったりするとね。描いて!描いて!は良いけど、あのカード嫌いとかになったりする。そういうプレッシャーがある」
Slama「だから、サインアップリストを作ってある。それで順番待ちする……(順番が前後するような状況の話をしているが声が小さくあまりよく聞こえない)」
Burza「シナジーがないじゃん」
Slama「《パヴコ》の問題は勢力が固定されていることだよね。他と一緒になりたがらない」
Burza「最強の緑の勢力から抜けることはない。正直、修正されたときは嬉しかったよ。もっとプレイしてもらえるから」
Slama「確かに今使われているね。どういう感じがする?パートナー大会の実況をしていたとして、自分のカードが勝敗を決めたようなとき、楽しいと思う?」
Burza「Open大会でプロプレイヤーが使っているのを観るのは好きだったよ。盤面に出て、毒もらってというの観るのは良かった。でも、エンジンカードだからいっつもやられちゃうんだ」
質問:顔のモデルになった社員が退職したらどうなるの?
Slama「そもそも、順番待ちリストに載るために、あなたの顔をモデルにしたカードの使用権を……っていう感じのものにサインしてあるんだ。法的な手続きなしに勝手に他人の顔を描くことってできないんだよ。《ウォルター》のときはやらなかったけど。たぶん、俺が会社を訴えないと思ったんだろうね。一般的にはそういう手続きをしているから問題ない」
質問:ジャーニーの報酬に Witcher の音楽を加えるのはどう?
Slama「それは黙っていてくれ。いいアイデアだ。俺のアイデアじゃないけど、使うことができる」
Burza「嘘だよ」
要望:アンナをもう一回雇ったほうがいいよ
Slama「アンナはいい仕事をしてくれたよね」
Burza「そうだね」
Slama「全社トーナメントして、優勝者に顔を描く権利を提供したことがある。Repek が2~3回該当した。《鋼の盟約》もそれで、開発者のカップルが描かれている」 Burza「良い話だったね、実話だ」
《キャランセ女王》の初期絵
Slama「使いたかったんだけどできなかった《キャランセ女王》の初期絵があるんだけど、あれを見せるのはどうかな?」 Burza「いいと思う」
Slama「好きだったがずっと使おうと思ってたんだけど……誰が作ったんだっけ? Lorenzo だったかな。え、リークしたことあるっけ?」
Burza「してないよ。使ってない絵だもんね」
Slama「《リス》も古い天候用のカードだったんだけど、使いたかったから何とかした」https://gyazo.com/0017a12d6f011707a05a872ccd3c1154 Slama「なんで採用されなかったのか覚えてない」
Bruza「これがあったのは覚えている」
Slama「なんとかしてゲームに導入したいよね。いつか使いたい」
Slama「効果を作ってデザインしてと結構手間があるんだよ」
Slama「使われていない絵が26枚あるのかな。次の拡張で4枚使う予定だ。だから21枚か22枚、まだ使い道の決まっていないアートがある」
Slama「《ドラコタートル》は誰かのHDDの変な場所にあって、誰も存在していたことを知らなかった。デザイナーが見つけて、これを使おうよってなって、デカい亀いいじゃんとなった。我が社はとても組織がしっかりしているからHDDの変なところに絵があって発見されるなんてことはないんだ(皮肉)」 Bruza「別バージョンの絵というのもあるんだ。デザイナーがスケッチした絵があって、そのキャラが何をしている絵にするかの3つ異なる方向性があるという感じで。これがデザインの好きなところでもあるんだけど、こっちに広げるのクールじゃんってなる。これから開発が進んで、同じキャラの別バージョンを作るとなると、スケッチまで戻ってもう一度やると思う」
Slamaさんのポーランド語
Slama「ミーティングや会話が長くなると、自分には〇〇な問題がある」※聞き取れなかった
Slama「troszeczkę(波語:ちょっとした) な問題」
適当なポーランド語をしゃべる
Burza「Jason はポーランド語ができるけど、話すといつも面白い」
Slama「ポーランドにきて6年になるけど、先週の土曜日だったか、ミーティング中に妻の前で尋問された。ポーランドにきて何年だ、同志よ?まあ、同志とは言ってないんだけど、お前のポーランド語どうなんだ?って」※これはポーランドが旧共産圏だったことを踏まえている
Slama「そんなに良くないよって……駄目だ駄目だ駄目だ」
Burza「絶対クリップされるよ」
Slamaさんのポーランド引っ越し話
Slama「ポーランドに引っ越したときの面白い話を聞きたい?」
Slama「13時間ぐらいのフライトだった。ダンカ(CDPRの人と思われる)がまだここで働いていて、彼女が地元のパブに連れてってくれて、アパートはあそこでとか、飲み食いできるとか教えてくれた。で、新しい住まいだ。会社が借り上げてて、ちゃんとした場所をみつけるまで3ヶ月まで居られる。それで、あんまり選択肢がなくて、地元の食品店とかを google で調べてた。ドアの鍵を閉めてたはずなんだけど、働いて数日ってわけでもないし、誰も来ないはずだった。誰かがドアの鍵を開けようとしていた。俺は座りながら何が起こってるんだ?と思って、入ってきたのがポーランドのおばあちゃんでまったく英語ができない。そこまではまだよかったんだ。このポーランドの老婦人、そこまで年取ってなくて60~70歳ぐらいだったんだけど、彼女は膝の上からつま先までギプスをしていた。歩くときにその足を引きずってるんだ。引きずるからギプスから白い跡が残ってて、それで俺に何か言うんだけど…ジョジョデダジョって」
Slama「で、あのー英語はできますかって返したんだけど。なんかモップを指して、どうも掃除しにきたみたいなんだ。俺が来る前に掃除する予定だったのかもしれない。誰も来ることを教えてなかったのかも」
Slama「要はさ、おばあちゃんギプスしてるし動きにくそうだから、大丈夫です、十分に綺麗だからどうか行ってくださいと。で、彼女を見てられなくて、その場を去ったんだ。お腹もすいてたし怖かったし、隣のピザ屋に行って、戻ったら居なくなってることを願っていた。変な夢を見てるんだと。ほんとうにあのビルで働いてたおばあちゃんかもしんないけど」
Slama「戻ってきたら彼女はいなかった。できる限りの掃除をしてくれたと思うんだけど、床はおばあちゃんが来る前より酷くなっててギプスの引きずった跡がそこら中にあった。信じらんなかったよ。これが自分のポーランド人の第一印象になった」
Slama「言葉のわからない国に行くと起こることだけど、これはポーランドの文化じゃないよね。ここにきて6年だけど老人が掃除したり子守するのはポーランドでは珍しいよね」
Burza「どこでもそうだとは思わないけど」
Slama「ギプスした状態はないでしょ」
Burza「クリーニング会社の雇い主がギプスしたまま働かせたのは信じられない」
Slama「雇い主のことは知らないけど、彼女は二度と現れなかった」
Slama「スパイじゃないんだけど、髪の毛をドアに結わいて誰かが来たらわかるようにするのがあるけど、あれを1ヶ月続けたよ。神経質になってたんだ。だって彼女は鍵を持ってるんだぜ。そこに住まなきゃいけなかった」
Burza「定住先を見つける前の一時的な場所は、言ってみればホテルみたいなところだからルームサービスだけど、君はそれを伝えられてなかったんだよね」
Slama「ダンカに話したけど、そんなこと知らないって言ってたよ。まあ笑い話だよ」
最後の質問:ユーザーインターフェイスの回収はやりたいことリストに入ってる?
Slama「もう11時を過ぎた。あと5分ね」
Burza「自分はいつもは10時には寝てる」
Slama「Flake の回復記念にまだいるなら最後の質問は Flake にやってもらおう。……いないみたいだ。回復してよかったよ」
Slama「UIの回収は大変なんだ。やりたいことがたくさんある。ドラフトモードをやるためにメインメニューももう一回やることになる」
(コメント欄のみんなで Flake を呼んでいる)
Flakeから:コミュ二ティネタを生かして、植物カードは追加される?
Slama「植物の問題点は、Witcher っぽくないってこと。植物を大量に追加できる拡張のテーマがあるかって話」
Burza「正直、広げられる余地がないと思う」
Slama「もちろん作ることはできる。天体の合のときに植物のモンスターが来たという感じで。Plants vs Witchers?あるかもね」※「Plants vs Zombies」という名作ゲームがある Burza「コミュニティネタがカードになったことはあるよ。ラドヴィッドのスキンがそう」
Slama「ゼルカニアの奴か。あれは悪夢だった。ああいう、凄く攻撃的なネタを扱うのはね。正直にいうと、ブラックフェイスっていうのは現実のことであってクールじゃない。キャラクターに対してそれをやるとマジな問題が起こってしまう」※黒人差別を想起させる「ブラックフェイス」のことを言っています。このネタは「Radovid Africa」と呼ばれているもので、元になった配信者が開発陣を脅迫したことのある問題あるプレイヤーであったりなど、日本グウェン党としても積極的に触れたくないものです
Burza「議論があったのは覚えてるよ」
Slama「ネタの問題はそういうところで、やりにくいこともある。今は楽しくてもというのがある」
Slama「新しい北方諸国のトークンでモンティパイソンネタがあった。次の拡張で、ライター陣にあまりジョークを入れないようにと注文した。ファンサービスをして楽しんでもらうことと、没入感を壊してしまうことの線引きが必要だった」
Burza「その問題でいうと、世界観を混ぜるのもそうだね」
Slama「《ホアソン・ジュニア》のときはチームは不満だったと思う。とはいえ、商業的に満たさなければいけない基準があった。プライべートで雑談配信してるけども、超えてはいけない一線というものがある」※グウェント史上屈指の残虐なデザインだったホアソン・ジュニアは絵が大幅に変わってしまった。リーダーカードの絵だったため、その問題とは別にゲーム内からは削除された ※現在は少しマイルドな絵柄になって戻っている Slama「たぶん、みんなデザインして承認してバランス調整してという実際の開発の手間がわかってないのかもね。すごく大変なんだ」
Slama「そしたら、他の配信者に繋ごう。あまり知られてる人じゃないほうがいいね」
Slama「じゃあ、KingDenpaiに」
Slama&Burza「ありがとう、じゃあまたね」