車椅子腕載せ台
脳梗塞で麻痺則の痙性が高く、また、脊柱の変形(円背)のため前傾が強くなってしまう方のために、腕載せ台を制作しました。(車椅子テーブルでは、片手片足駆動がうまくできないため。)
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アームレストに載せてしまうと高すぎるため、アームレストの間にフックで、クッション付きの台を吊る形にしました。着脱を容易にするため、フックで掛けてセットします。
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板は、カラーコンパネ、クッション材は、百均で売っていたジョイントマットを使用しました。
アルミ素材、3mm厚25mm幅1mの材料をホームセンターで購入し、アームレストの合わせて曲げ、合板に取り付けてビスで取り付けました。(アルミ素材は、曲げ伸ばしを繰り返すともろくなり、折れてしまいますので、形を決めておいて一度で形を作るつもりで加工します。)加工の際は、アルミにギザギザの後がつかないよう、プライヤーレンチ KNIPEX社がおすすめですが、万力に銅板、モンキーレンチの大きな物、ペンチに皮の切れ端などを利用して加工します。 アームレストに載せるフック部分はは、腕が当たった時に、傷ついたり冷たい感触で緊張しないため、またアームレストが傷つかないために、熱収縮チューブで包みました。アルミの曲げ加工の後、熱収縮チューブを被せ、ヒートガンで収縮させます。熱収縮チューブ加工テクニック