中世ペニギリ語
https://scrapbox.io/files/68161da8f01e82eac662c357.JPG
1.概要
中世話されていたという設定のペニギリ語(制作中)
古代ペニギリ語の後身、現代ペニギリ語の前身
発音はフランス語と英語を参考にしている
2.音韻論
2.1.音節
子音+母音(+子音)からできている
2.2.母音
アクセントのある強母音(V)と持たない弱母音(v)に分かれる
2.2.1.強母音
弱化していない語幹に含まれる
2.2.1.1.緊張単母音
aa [ä]アー
uii [ʉ]ウュー
ii [i]イー
uu [u]ウー
2.2.1.2.弛緩単母音/上昇二重母音
oe [ɞ(ä)]オョ(ア)
ee [ɛ(ä)]エ(ア)
oo [ɔ(ä)]オ(ア)
ue [ʊ̈(ɞ)]ウュ(オョ)
ie [ɪ(ɞ)]イ(オョ)
uo [ʊ(ɞ)]ウ(オョ)
2.2.1.3.下降二重母音
ai [äi]アイ
ei [ɞi]オョイ
oi [ɔi]オイ
au [äu]アウ
ou [ɞu]オョウ
eu [ɛu]エウ
2.2.2.弱母音
語頭と弱化した語幹に含まれる
2.2.2.1.語頭
格によって発音が変わる
2.2.2.1.1.同格
a [ɞ]オョ
e [ɛ]エ
o [ɔ]オ
2.2.2.1.2.別格
ui [ʊ̈]ウュ
i [ɪ]イ
u [ʊ]ウ
2.2.2.2.弱化語幹
複合語では最後以外の強母音(V)が弱母音(v)になる(?)
aa [ä]アー、oe [ɞ(ä)]オョ(ア)、eu [ɛu]エウ → [ɞ]オョ
uii [ʉ]ウュー、ue [ʊ̈(ɞ)]ウュ(オョ)、oi [ɔi]オイ → [ʊ̈]ウュ
ee [ɛ(ä)]エ(ア)、ai [äi]アイ → [ɛ]エ
ii [i]イー、ie [ɪ(ɞ)]イ(オョ)、ei [ɞi]オョイ → [ɪ]イ
oo [ɔ(ä)]オ(ア)、au [äu]アウ → o [ɔ]オ
uu [u]ウー、uo [ʊ(ɞ)]ウ(オョ)、ou [ɞu]オョウ → [ʊ]ウ
2.3.子音
音節の最初に現れる頭子音(C)と最後に現れる末子音(c)に分かれる
2.3.1.頭子音
d-は直前が休止でも歯茎音(-d, -z, -l, -n, -j)でもないとき[ɾ]ラとも発音される
t-は直前が休止でも歯茎音(-d, -z, -l, -n, -j)でもないとき[ɾ̥]ラハ、直前が母音なら[h]ハとも発音される
r-は直前が休止のとき[ʔ] アとも発音される
2.3.1.1.両唇音
p- [p]パ
b- [b]バ
m- [m]マ
2.3.1.2.唇歯音
f- [f]ファ
v- [v]ヴァ
2.3.1.3.歯茎音
t- [t(~ɾ̥)]タ(~ラハ)
d- [d(~ɾ)]ダ(~ラ)
n- [n]ナ
s- [s]サ
z- [z]ザ
l- [l]ラ
2.3.1.4.両唇歯茎音
r- [ɹʷ]ウャ
2.3.1.5.後部歯茎音
c- [ʃ]シャ
j- [ʒ]ジャ
2.3.1.6.軟口蓋音
k- [k]カ
g- [ɡ]ガ
x- [x]ハ
q- [ɣ]ア゙
2.3.1.7.声門音
(r- [ʔ]ア)
(t- [h]ハ)
2.3.2.末子音
-dは直後が歯茎音(t-, d-, n-, s-, z-, l-, c-, j-)以外のとき[ɾ~ɾ̥]ル~ルフ、直後に関わらず[h]ハとも発音される
-nは直後が両唇音(p-, b-, m-)のとき[m]ム、唇歯音(f-, v-)のとき[ɱ]ンヴ、軟口蓋音(k-, g-, x-, q-)のとき[ŋ]ングとも発音される
-lは[ɹʷ]ウュとも発音される
阻害音(-b, -v, -d, -z, -j, -g, -q)は直後が有声音なら有声、無声音なら無声で発音される(-d [h]ハは例外)
2.3.2.1.両唇音
-b [b~p]ブ~プ
(-n [m]ム)
2.3.2.2.唇歯音
-v [v~f]ヴ~フ
(-n [ɱ]ンヴ)
2.3.2.3.歯茎音
-d [d~t(~ɾ~ɾ̥)]ド~ト(~ル~ルフ)
-n [n]ン
-z [z~s]ズ~ス
-l [l]ル
2.3.2.4.両唇歯茎音
(-l [ɹʷ]ウュ)
2.3.2.5.後部歯茎音
-j [ʒ~ʃ]ジ~シ
2.3.2.6.軟口蓋音
-g [ɡ~k]グ~ク
(-n [ŋ]ング)
-q [ɣ~x]オ゙~ホ
2.3.2.7.声門音
(-d [h]ハ)
3.形態論
3.1.形態素
3.1.1.母音
弱母音は{@}, {I}, {U}, {+}, {-}、強母音は{A}, {Y}, {I}, {U}の組み合わせからできている
3.1.1.1.弱母音
{@+} → a、{I+} → e、{U+} → o
{@-} → ui、{I-} → i、{U-} → u
3.1.1.2.強母音
{AA} → aa、{AY} → oe、{AI} → ai、{AU} → au
{YA} → ue、{YY} → uii、{YI} → ei、{YU} → ou
{IA} → ee、{IY} → ie、{II} → ii、{IU} → eu
{UA} → oo、{UY} → uo、{UI} → oi、{UU} → uu
3.1.2.子音
まず、{B/V}, {D/Z}, {J/M}, {G/Q}の4グループに分かれる
末子音では、その中で{!/?}(軽重)を区別して8個(-b, -v, -d, -z, -j, -n, -g, -q)+中立子音1個(-l)
頭子音ではさらに{+/-}(明暗)も区別して16個(p-, b-, f-, v-, t-, d-, s-, z-, c-, j-, r-, m-, k-, g-, x-, q-)+中立子音2個(l-, n-)
中立子音(l, n)は、語頭頭では中立語頭、語頭末では具体語頭を表すために、語幹頭では同種子音(明暗以外が同じ子音)が語幹末に現れたときの代用品として、語幹末では代名詞を表すために使う
3.2.語
基本的に語頭(Cv(c))+語幹(CV(c))からできている
3.2.1.語頭
頭子音(C)+弱母音(v)(+末子音(c))からできている
語の格とカテゴリーを表す
単純概念を表すものを抽象語頭、複雑概念を表すものを具体語頭といい、具体語頭は後ろに-lを伴う
複数個つけることもできるが、意味的に対等な抽象語頭が2個続くと融合して1音節(Cvc)になる(?)
1個目の語頭は格を表すため基本的に省略できない(?)
3.2.2.語幹
付属語の場合、頭子音(C)+強母音(V)からできている
自立語の場合、頭子音(C)+強母音(V)+末子音(c)からできている
語のイメージを表す
3.2.3.複合語
語頭や語幹を複数個含んだ語を複合語という
基本的に修飾される要素が前、修飾する要素が後ろ
後ろの語頭は句だった時の格を保つ
前の語幹と後ろの語頭は省略されることもある
3.2.4.固有名詞
人名や地名など
「人」や「場所」を意味する語頭を前につけて格を表す(?)
一般名詞とは逆に、最初の音節にアクセントがある(?)
4.統語論
4.1.語順
伝わる範囲で自由
4.2.品詞
機能語と内容語に分かれる
4.2.1.機能語
代名詞、接続詞、接置詞などに当たるものがある
伝わる範囲で省略できる
4.2.2.内容語
文法的には名詞に当たるものしかなく、意味的に動詞や形容詞に当たるものも全部「〜するもの」「〜であるもの」という意味を表す(?)
「〜すること」「〜であること」という意味を表したいときは、thing with 〈名詞〉(〜と共にある事柄)みたいな言い方で表す(?)
4.3.格・態https://scrapbox.io/files/68161dc74ad3786c13f35eb9.JPG
全ての語に同格形と別格形がある(?)
格や態を厳密に区別したいときは接置詞を使うが、主語・再帰・能動のように修飾する語と同個体なら同格形、目的語・所有者・受動のように別個体なら別格形だけでも表せる
4.4.法
法性を細かく表したいときは接続詞を使うが、何も修飾していない語が同格形なら叙述や発見物、別格形なら命令や要求物を表す
5.現代語への変化
5.1.母音
5.1.1.弱母音
広め系母音{#+}と狭め系母音{#-}が合流し、格の区別がなくなった
a [ɞ]オョ、ui [ʊ̈]ウュ → a [ə]ァ
e [ɛ]エ、i [ɪ]イ → i [ɪ]イ
o [ɔ]オ、u [ʊ]ウ → u [ʊ]ウ
5.1.2.強母音
広め系母音{A#}, {#A}と狭め系母音{Y#}, {#Y}が合流した
aa [ä]アー、uii [ʉ]ウュー、oe [ɞ(ä)]オョ(ア)、ue [ʊ̈(ɞ)]ウュ(オョ) → aa [ə]ァー
ai [äi]アイ、ei [ɞi]オョイ → ei [əi]ァイ
au [äu]アウ、ou [ɞu]オョウ → ou [əu]ァウ
ee [ɛ(ä)]エ(ア)、ie [ɪ(ɞ)]イ(オョ) → ie [ɪ(ə)]イ(ァ)
ii [i]イー 変化なし
eu [ɛu]エウ → au [æu]アェウ
oo [ɔ(ä)]オ(ア)、uo [ʊ(ɞ)]ウ(オョ) → uo [ʊ(ə)]ウ(ァ)
oi [ɔi]オイ → ai [ɒi]アォイ
uu [u]ウー 変化なし
5.2.子音
5.2.1.頭子音
閉鎖系子音(p-, b-, k-, g-)と摩擦系子音(f-, v-, x-, q-)が合流した
t-, d-, s-, z-, l-, r-, c-, j-の発音が変化した
p- [p]パ、f- [f]ファ → p- [p~f]パ〜ファ
b- [b]バ、v- [v]ヴァ → b- [b~v]バ〜ヴァ
m- [m]マ 変化なし
t- [t(~ɾ̥~h)]タ(~ラハ~ハ) → [t~θ(~h)]タ〜サ(~ハ)
d- [d(~ɾ)]ダ(~ラ) → [d~ð]ダ〜ザ
n- [n]ナ 変化なし
s- [s]サ → [ts~s]ツァ〜サ
z- [z]ザ → [dz~z]ヅァ〜ザ
l- [l]ラ → [ɫ]ォラ
r- [ɹʷ(~ʔ)]ウャ(~ア) → [ɻ(~ʔ)]ァラ(~ア)
c- [ʃ]シャ → [tʃ~ʃ]チャ〜シャ
j- [ʒ]ジャ → [dʒ~ʒ]ヂャ〜ジャ
k- [k]カ、x- [x]ハ → k- [k~x]カ〜ハ
g- [ɡ]ガ、q- [ɣ]ア゙ → g- [ɡ~ɣ]ガ〜ア゙
5.2.2.末子音
閉鎖系子音(-b, -g)と摩擦系子音(-v, -q)が合流した
-d, -n, -lの発音が変化した
-b [b~p]ブ~プ、-v [v~f]ヴ~フ → -b [b~p~v~f]ブ~プ〜ヴ~フ
-d [d~t(~ɾ~ɾ̥~h)]ド~ト(~ル~ルフ~ハ) → [d~t~ð~θ(~h)]ド~ト〜ズ~ス(~ハ)
-n [n(~m~ɱ~ŋ)]ン(~ム~ンヴ~ング) → [n(~m~ŋ)]ン(~ム~ング)
-z [z~s]ズ~ス 変化なし
-l [l(~ɹʷ)]ル(〜ウュ)→ [ɫ(~ɻ)]ォル(~ァル)
-j [ʒ~ʃ]ジ~シ 変化なし
-g [ɡ~k]グ~ク、-q [ɣ~x]オ゙ ~ホ→ -g [ɡ~k~ɣ~x]グ~ク〜オ゙~ホ
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