Nagasena
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1999-2076
主にCGIやコーディングを用いた映像を制作している日曜作家(?)
作りたい表現や雰囲気から使用するソフトウェアや手法を選定し、アマチュアリズム的に使う。あるいはふつうにアマチュア。
最近の関心は、自身の制作において<映像>を相対化することで、ソフトウェアの相対化、手法の相対化、メディウムの相対化、あるいは<映像>/<音>の相対化など。
たとえば具体的にはメディウムとしてのオシロスコープ(―電気信号として音 / 映像を扱う)に着目し、電子工作、コーディングから音と映像を結び付けるImage Oscillationシリーズを現在進行形で進めている。 〰制作物
展示・メディアインタラクション作品
展示・メディアインタラクション作品
上映・映像作品
〰UserScript
code:script.js
import '/api/code/ngsn/ページタイトルでGoogle画像検索するUserScript/script.js'
code:script.js
import '/api/code/ngsn/行頭に引用符を付けるUserScript/script.js'
code:script.js
import '/api/code/ngsn/ISBNや出版社の情報も取り込むブックマークレット/script.js'
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ミリンダ王
「尊者よ、あなたは何という名前なのですか」
ナーガセーナ
「みんなは私のことをナーガセーナと呼んでいますが、それは決して私の実体というわけではなくて、私とされるものの集まりに対して、みんながそう呼んでいるだけです」
「我々は集合体であって、実体はないんですよ」
ミリンダ王
「聞いたか、諸君!このナーガセーナは個人の実体はないと言ったぞ!そんなことが信じられるのか?」
「それではいったい何者が食事をしたり、修行したりしているというのか。それに、悪いことをしたときの責任の主体がないじゃないか!善も悪も成り立たないぞ!」
「あなたは先ほど、『私はみんなにナーガセーナと呼ばれている』と言ったが、その場合、ナーガセーナと呼ばれているのは何なのか」
ナーガセーナ
「あなたは歩いてきたのですか、乗り物ですか」
ミリンダ王
「車でやってきた」
ナーガセーナ
「では、車輪が車ですか」
ミリンダ王
「そうではない」
ナーガセーナ
「車軸ですか。車体ですか。鞭ですか。それらを合わせたら車ですか。それら以外に車があるのですか」
ミリンダ王
「いいや、そうではない」
ナーガセーナ
「どこにも車はない。みなさん、聞いてください。王は『車に乗ってきた』と言いましたが、その車とは何なのでしょうか?」
ミリンダ王
「尊者よ。私は嘘を言ったわけではない。車輪に縁って、車軸に縁って、車体に縁って、車と呼ばれる名称が起こるのだ」
ナーガセーナ
「そうなのです。王よ。あなたは車を正しく理解されました」
「私の肉・骨・内蔵・髪・頭脳などがナーガセーナではない。それらに縁って、ナーガセーナという名称が起こる。しかし、ナーガセーナという実体はないのです」
『ミリンダ王の問い』
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