ドローンによる空撮
当プロジェクトでは、地形や樹冠の重なり具合を把握するためにドローンを飛ばしています。
下図がドローンで撮影した空撮画像を合成ソフトでオルソ画像化したものです。Google mapでは画像が粗く確認できない、木々の重なり具合を見ることができます。
https://gyazo.com/ea4ee1879858c47e7a8244dbbeca6c31
▲真上から見た看護ビオトープ
合成ソフトではドローンで撮影した空撮画像から標高モデル(DEM)データを作成することができます。よって下図のような土地の起伏を表すことができます。淡黄緑から黄色に近づくにつれ、標高が高いことを示していますが、淡黄緑色が水の流れをよく示しています。
それから、図面上にたくさん落ちているポイントは、植物調査で書いた樹木調査で測定した樹木の位置を示したものです。 樹木の間伐を提言する際には実際にこの図を提示して、業者に樹木を伐ってもらいました。
https://gyazo.com/11e0a925df2031b36848db7593114d3a
▲ドローンの空撮画像から作成したビオトープの起伏図と樹木の位置を落としたもの
看護ビオトープの構成樹木はほとんどが落葉高木なので冬には葉を落とします。夏の撮影時は木々の重なり具合を見たいので、葉っぱが茂っていた方が良いのですが、樹冠の下のどの位置に根元があるのかを把握することができません。葉を落とす冬に撮影することで、ビオトープの地形や樹木の位置をプロットすることができました。
このように時期を違えると得られるデータも変わってきます。