ELIZA
https://gyazo.com/e0b5d2ed5a172e8a6a67672171d222f9
https://www.youtube.com/watch?v=4sngIh0YJtk
ELIZA(イライザ)は初期の素朴な自然言語処理プログラムの1つである。対話型(インタラクティブ)であるが、音声による会話をするシステムではない。スクリプト(script) へのユーザーの応答を処理する形で動作し、スクリプトとしては "Doctor" という来談者中心療法のセラピストのシミュレーションが最もよく知られている。人間の思考や感情についてほとんど何の情報も持っていないが、"Doctor" は驚くほど人間らしい対話をすることがあった。 MITのJoseph Weizenbaum(ジョセフ・ワイゼンバウム)が1964年から1966年にかけてELIZAを書き上げた。いわゆる人工知脳の起源となったソフトウェアである。ユーザー(患者役)の入力する文が "Doctor" 内の非常に小さな知識ベースの範囲外のものだった場合、"Doctor" は一般的な応答を返す。 例えば、「頭が痛い」と言えば「なぜ、頭が痛いとおっしゃるのですか?」などと返し、「母は私を嫌っている」と言えば「あなたの家族で他にあなたを嫌っている人は?」(この場合「母」が「家族」の下位概念である、という知識ベースは必要である)などと返す。
単純なパターンマッチ技法を使っているが、一部のユーザーはJoseph Weizenbaumがその仕組みを説明しても納得せず、ELIZAの応答を真剣に受け止めた。(出典:日本語版wikipedia) wikipedia(日本語版)