「解釈が変わる写真」野中大地
整列する鉛筆
https://gyazo.com/1403f4bcc94309e473275f5232ea21c6 https://gyazo.com/73e413751a2b11d10efbc84088d596bc
https://youtu.be/Uzp4bPrVzRE
反対同士の辺をつまみ中心を下方向にたわませることで、ただの整列が「重力による整列」の再解釈を引き起こす。
つくった感想
翻訳ということを意識できる課題だったと思います。どのようなモチーフを翻訳するかではなく、どのような翻訳の仕方があるのかを考えながら制作しました。私が思いついたのは3パターンで、「紙を曲げる事で可動性のあるモチーフの解釈を変える」「紙を曲げる事で見える情報をコントロールする事で解釈を変える」「紙を曲げる事で写真内全体の力の働き方を変える」3つ目の翻訳の仕方を選びました。
難しかったのは写真選びです。私は割と作為的な状況を作って撮影したため、本来の翻訳とは違うものになってしまいました。翻訳を意識することで新しい表現に繋がる可能性は感じられたのですが、この課題とは関係ない写真の解釈を変えてみたかったのいう心残りがあります。
課題作者コメント
紙の性質を利用し、写真の中に重力の再認識をさせました。
持った時と置かれた時の状況と行為がマッチしていて見ていて心地よい表現だと感じました。分析もクリティカルでした。静的なもの(置かれた鉛筆)を撮影した写真であるため、曲げる行為という動的な現象がアイデアを強くした気がします。
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