トミボマ
Clear Collaborationにおいて、洗い出しておくと何かと重宝するとされる四要素。
概要
トイル
組織やサービスの成長に比例して増える、退屈な作業
ミアシェル
形骸化したもの。ルール、制度、文化、集まり、道具など
ボトルネック
一連の(業務やコミュニケーションの)フローの中で詰まっている部分
マインドカッター
割り込み
活用
これらを洗い出した上で、それぞれどう対処するかを考えることで改善が進展する
トミボマの例
トイル
プロジェクトごとに発生する会議調整(プロジェクトが多いほど増える)
顧客とやり取りする書類――見積書や請求書や通知書の作成(顧客が増えるほど増える)
日報や週報の確認(メンバーが増えるほど確認工数が増える)
ミアシェル
誰も読んでいない報告書の定期的な作成
誰も見ていないマニュアルの作成、メンテナンス、啓蒙
現代のオフィスカジュアルに追いついておらず、誰も從ってない会社のドレスコードルール
ボトルネック
現場のすべての成果物に目を通すマネージャー
プロジェクトの責任者が多忙かつ非同期コミュニケーションができない
会社のPCやネットワークがロースペック
マインドカッター
1日数回以上雑談を振ってくるマネージャー
その場の思いつきで質問してくる部長
開発業務と問い合わせ業務を並行しているエンジニア(開発では集中したいが問い合わせが不定期に発生し無視できないので開発作業に常に割り込まれる構図になっている)
指針
トイルは自動化せよ
ミアシェルは壊せ
ボトルネックは全力で解消せよ、衝突と投資を惜しむな
マインドカッターは環境、ツール、人すべてに働きかけてなくしていけ。それでもダメなら割り込みを引き受ける緩衝材的な人材や仕組みを採用せよ
また管理3.0で計測もできますsta.icon