臨床行動分析
臨床行動分析のABC | ランメロ, ユーナス, トールネケ, ニコラス, 淳子, 松見, Ramner¨o, Jonas, T¨orneke, Niklas, 崇, 武藤, 直樹, 米山 |本 | 通販 | Amazon E→A→B→C | D
A : 手がかり (antecedent)。先行刺激
A を引き起こす
B : 行動 (behaviour)。反應
C を齎す。D を齎すかもしれない
C : 成果 (consequence)。強化子 (rainforcer)
B を強化する
D : 長期的結果 (delayed outcome)
E に影響する
E : 確立操作 (established operation)。rule。文脈
A を A 足らしめる
學習
respondent 條件づけ (respondent cordinationg)
刺激
UCS (unconditioned stimulus。無條件刺激)
UCR (unconditioned response。無條件反應)
NS (neutral stimulus。中性刺激)
CS (conditioned stimulus。條件刺激)
CR (conditioned response。條件反應)
聯合に依る學習
1. UCS → UCR
2. UCS + NS → UCR
3. CS (= NS) → CR ($ \DoteqUCR)
學習が促進される要因
UCS と CS が共に呈示される囘數
準備されてゐる (中性ではない。例 : 嘔吐) UCR では學習が成立し易い
UCS と CS がいつも共に呈示される。強化 (reinforcement)
必ず共に呈示される (連續強化) はうが、時々共に呈示される (部分強化) よりも學習が成立し易い。しかし部分強化のはうが消去 (extinction。unlerning) しづらい (部分強化效果 (partial reinforcement effect))
CS が UCS の直前に呈示される (順行條件づけ (forward conditioning))
二次條件づけ (second-order conditioning)
準備されてゐる (中性ではない。例 : 暗闇) CS はそれ自體 UCS と成り二次條件づけを生じさせ易い
priming effect
般化 (generalization)
CS と似た刺激からも CR が起こる
般化勾配 (generalization gradients)→系統的脱感作 (systematic desensitization) の不安階層表
辨別 (discrimination)
CR を起こす刺激と起こさない刺激を辨別する
operant 條件づけ (operant conditioning)
成果 C (強化子) に依り學習される行動 B
刺激性制御 (stimulus control)
行動 B は強化子 C に依って學習されるが、刺激 A に依って制御される
隨伴性 (coontingency)
4 つの隨伴性
正負
正 (positive) : 成果 C を呈示する
負 (negative) : 成果 C を除去する
賞罰
賞 (reinforcement。強化) : 行動 B が增大する
正の賞 : 先行刺激 A が存在してゐるとき、行動 B が望ましい結果 C をもたらす
負の賞 : 先行刺激 A が存在してゐるとき、行動 B が嫌惡的な結果 C を除去・減少させる
罰 (punishment。弱化) : 行動 B が減少する
正の罰 : 先行刺激 A が存在してゐるとき、行動 B が嫌惡的な結果 C をもたらす
負の罰 : 先行刺激 A が存在してゐるとき、行動 B が望ましい結果 C を除去・減少させる
operant 消去 (operant extinction) : 先行刺激 A が存在してゐるとき、行動 B が何の結果 C ももたらさなくなる
條件性強化子 (conditioned reinforcers)
般化強化子 (generalized rainforcers)
一次性強化子 (primary reinforcers。無條件性強化子)
行動の機能的 class (functional classes of behaviour)
或る強化子 C (成果) に對して同じ機能を果たす行動 B の集まり$ \{B|BrC\}
行動の重要な機能的 class
modeling
rule 支配行動 (rule-governed behaviour)
象徵的
三種
pliance (受命) : 言はれたとおりにする。先行刺激 A としての rule は ply と呼ばれる。ply は mand として發せられる augmenting (使命) : 結果 C の持つ機能を變へる rule$ C_{\rm func}に支配された行動 B。先行刺激 A としての rule は augmental と呼ばれる。pliance または tracking と組み合はさって起こる 形成 augmenting (formative augmenting) : 動機づけ要因を作り出す
動機づけ augmenting (motivative augmenting) : 動機づけ要因を目立たせる
行動契約 (behavioral contract)
辨別刺激$ S^D(discriminative stimulus)
行動 B を起こさない刺激 A に對する、行動 B を起こす刺激 A
強化子 C でないものに關聯した刺激$ S^\Delta
罰が後續する行動の可能性に關聯した刺激$ S^{D-}
般化 (generalization)←→辨別學習 (discrimination lerning。discriminatory lerning)
般化 :$ ((A\to B)\land\neg(A'\to B))\xrightarrow{般化}(A\cup A'\to B)
辨別學習 :$ (A\cup A'\to B)\xrightarrow{辨別學習}((A\to B)\land\neg(A'\to B))
關係 frame づけ (relational framing。恣意的に適用可能な關係反應 (AARR。arbitrary applicable relational responding)。派生的關係反應)
關係 frame 理論 (RFT。relational frame theory)
基本的な關係 frame
等位 (coordination)。反對 (opposition)。比較 (comparison)。時閒 (temporal。前 / 後)。因果 (causal)。視點 (ここ / そこ。私 / あなた)。相違 (區別)。空閒 (前 / 後。上 / 下)。階層 (一部)
關係 frame づけの基準
相互的內包 (mutual entailment。對稱律)$ xRy\to yR^{-1}x 確立された關係は、相互に內包されてゐる (mutually entailed)
例 : B が A と等位なら、A は B と等位。B が A より大きいなら、A は B より小さい
複合的相互內包 (combinatorial mutual entailment。推移律)$ xR_1y\land yR_2z\to x(R_1\circ R_2)z 確立された關係に應じて生じる刺激機能の變換
豫想 D と刺激 A との關係 frame づけ
言語行動 (verbal behaviour)
刺激 A を關係的に frame づける行動 B
分類
tact : 先行刺激 A に依って制御される言語行動 B mand : 結果 C に依って制御される言語行動 B 例 : command、demand、countermand、影響する、要求$ D
echoic : 或る言語行動 B を先行刺激 A としてそれを繰り返す言語行動 B
intraverbal : 或る言語行動 B を先行刺激 A として恣意的に引き起こされる言語行動 B
例 : 會話
autoclitic : 話し手自身の或る言語行動 B を先行刺激 A としてこれを別の行動に變容させる言語行動 B
例 : 附け足し、文法構造
發語行爲 (locutionary act)
自動思考。內語。內的言語行動
文脈手がかり E の機能 class
ある時點で刺激閒にどの關係が確立されるかを支配する$ C_{\rm rel}(context-relation)
關係に基づいてどの機能が選擇されるかを支配する$ C_{\rm func}(context-function)
$ C_{\rm func}の方が$ C_{\rm rel}より介入し易い
base と target が入れ替へられない類推 (analogy) を言ふ。target の性質は base との$ C_{func}に依って見出される 想像に於ける象徵的な穴
active imagination (能動的想像法)
應用 : 認知的介入
死人にでもできるやうな行動は、生活上の目標 (つまり、標的行動) としてはふさはしくない
標的行動は positive に
治療の中での學習
新しい直接隨伴性が therapy での相互作用の中で確立される
session の中で新しい強化隨伴性を確立する
rule 支配行動が變容される可能性を高める新しい rule が確立される
session の外での行動のために新しい言語的先行刺激を確立する
goal に依る方向附け
水道方式
素過程→典型例→展開