治療に於ける約束
初めにする約束
0. 必ず session に來る事。事前に reschedule しても好い。reschedule し損ねたとしても必ず事後に reschedule して來る事
四囘以上連續して session を缺席したら、其の期 (一年閒) の殘りは session を受けられない
事前の合意無く本人以外を session に連れて來てはならない 約束した session 以外で電話等で緊急に session を持つ場合、session の閒に一度以上の緊急聯絡が有れば、次の session の閒には緊急聯絡をしてはならない
治療者は治療で明かにされた祕密を保持する事を合意する。但し患者や他者の安全を維持する爲に必要な時には、さうした脅威に就いて患者の家庭關係者や、法的機關、若しくは mental health 專門家に傳へる場合も有り得る事にも合意する
但し硏究の爲に、匿名性を確保した上で、事例を利用又は公表する事が有る
治療者は治療者の限界の中で「あらゆる合理的な努力」を行ふ事を約束する
料金と支拂いに就いて合意する
この約束と今後の約束は合意が有れば變更される事に合意する
group session で初めにする約束
個人 session を受け續けなければならない。個人 session の治療者は替へてもよい
同じ group session に參加する人と、group session で話せない交流を group session 外で持ってはならない
group session 外で交流する事は推奬される
性的關係を持った人と同じ group session に參加してはならない
同じ group session に參加する人に助けを求める聯絡をした場合、援助を得る事を受け入れなければならない
group session 中に得た情報は、患者の名前同樣、守祕されなければならない
1. 覺醒した頭で來る。醉った狀態や、できれば寢起きで來ない
2. 取り返しの附く決斷をする。若し取り返しの附かない決斷をするならば、できれば事前に、或いは事後でも相談する
對稱性を保つ
安心→涅槃
3. 自分や人に危害を加へない
人道に反しない
合理 = 條理の一致
1743, "a plea of having been elsewhere when an action took place," from Latin alibi (adv.) "elsewhere, somewhere else," locative of alius "another, other, different," from PIE root *al- (1) "beyond." The weakened sense of "excuse" is attested since 1912, but technically any proof of innocence that doesn't involve being "elsewhere" is an excuse (n.) and not an alibi.
alibī。alius (他の) ibī (場所に)
0. 問題が起きた時、できれば自分で一度解決を試みる
終結
表返し→必ず session に來る事。
裏返し→もう二度と「治療」を目的にここに現はれない。
治療の終了でする約束
(治療の中斷ではこの約束をしなくてよい)
中斷とは、迅速な治療效果に依って起きたものを言ふ
0. もう二度と「治療」を目的にここに現はれない。治療を受ける爲には他の治療者を訪ねる事
自己治療の supervision を受ける爲に現はれてもよい
治療者に成る時にする約束
(この約束を交はした者は既に治療者と成る)
1. 己の欲望を愛せ
救ひの環
欲望を讓らない
←→他の可能性に逃げる
2. 全ての本人と全ての治療者を輕蔑してはならない 許しの環
←→假面の後に隱れる
3. 氣附いてゐる事
言語的意識
眞理檢證
好奇心
記憶
我々は知らねばならない、我々は知るであろう (Wir müssen wissen — wir werden wissen)
←→裏の構造のせいにする
0. この約束は、この約束の例外ではない