塩沢由典「リカード貿易問題の最終解決⸺國際價値論の復權」2014
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進化 : 保持・變異・選擇
進化するもの : 商品・技術・行動・制度・組織・system・知識
CD 意味變換に基づいた定型行動 (program 行動) の連鎖
CD 意味變換
C : cognitive meaning (認知的意味)。knowing-that (命題的知識)
D : directive meaning (指令的意味)。knowing-how (指令的知識)
環境の意味を認知して、それを自己が行ふべき指令的意味に變換する
qSS'q'
←→新古典派的な、最適化行動
定價の下で需要の變動に合はせて生產と供給が行はれる數量調整
←→新古典派的な、價格が動く事によって需要と供給が均衡する價格調整
不規則に變動する最終需要が平均として「ゆっくり」變化するとき、經濟全體の投入產出關係は、最終需要に追隨することができる
經濟學は人生への approach の仕方であって法則ではない
既に或る approarch が成されてゐる中で何が起こるかは法則として硏究しうる
塩沢由典、谷口和久、森岡真史「Microfoundations of Evolutionary Economics」2019
Description
本書は、進化經濟學のミクロ的基礎を初めて體系的に提示したものである。これにより、讀者は進化的プロセスと整合性のある新たな經濟分析の枠組みを理解することができる。いかなる經濟學への獨自アプローチにおいても、價値理論 (あるいは價格理論) と價格・數量調整プロセスの兩方が不可缺である。進化經濟學はこれまで、技術と制度における進化的プロセスの說明に重點を置き、この點において適切かつ成功を收めてきた。しかしながら、獨自の価値理論を有してをらず、進化的プロセスが必然的に生じる日常的な經濟プロセスの働きを說明する能力に缺けてゐる。
我々の出發點は、極めて限定的な合理的判斷能力と豫測能力しか持たない近視眼的エージェントを導入する點にある (これは主流經濟學とは對照的である)。本書では、複雜な世界において近視眼的エージェントがいかにして安定した價格體系を形成し得るかを明らかにするとともに、變化する需要動向に對して生產量活動をどのように調整できるかを實證する。エージェントは全體的プロセスに關するいかなる知識も持たずに行動し、それでもなお世界的な交換ネットワークと同等の規模を持つ安定した經濟システムを創出する。これこそが市場メカニズムの眞の「奇跡」である。主流の一般均衡理論とは異なり、この奇跡は競売人や無限に合理的なエージェントの存在を假定することなく說明可能である。本書の刊行により、進化經濟學は今や、主流の新古典派經濟學を完全に代替し得る獨立した經濟學アプローチとしての地位を確立したと言へる。
Table of Contents
第 1 章 : 進化經濟學のミクロ的基礎理論
第 2 章 : 最小限の合理的行動原理を有する大規模經濟システム
第 3 章 : 數量調整の基礎理論
第 4 章 : 過去の需要移動平均によって形成される需要豫測に基づく數量調整プロセスの動的特性
第 5 章 : 數量調整プロセスに關するモデル分析の複數の方向性への擴張
第 6 章 : 非線形性と多財モデルの重要性
第 7 章 : 交換と裁定取引 : 價格形成・評價理論と交換原理
限定合理性
視野の限界
合理性の限界
働きかけの限界
限界のある主體が行動できる市場の條件
ゆらぎのある定常性
ゆるい聯結 (あそび)
生存のゆとり