∞-亞群
∞-groupoid。(∞,0)-圈 ((∞,0)-category)。anima
∞-groupoid - Wikipedia
infinity-groupoid in nLab
(infinity,0)-category in nLab
高次の groupoid
homotopy 假說 (homotopy hypothesis)
∞-亞群 = 空閒
∞-groupoid は空間である ~Joyal の拡張定理の応用とその証明~ | Mathlog
Homotopy hypothesis - Wikipedia
homotopy hypothesis in nLab
Gian Deflorin “The Homotopy Hypothesis” 2019/9/1
The Homotopy Hypothesis
Kan 複體
code:ChatGPT 4.5.txt
なぜ ∞-グルーポイドは「空間」を表すと言えるのか
核心は グロタンディーク=ホモトピー仮説です。
「位相空間をホモトピー同値で同一視した世界」と
「すべての射が可逆な ∞-圏(= ∞-グルーポイド)の世界」は
同値になる――という主張/定理。 
以下、その直感と厳密化の流れを段階的に説明します。
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1 . グルーポイド ⇒ 「点と可逆な道」
• グルーポイドは「すべての射が可逆な小さな圏」 
• オブジェクト = 「点」
• 射 = 「点と点を結ぶ可逆な道(同値)」
• 実際、位相空間 X に対し
• 点をオブジェクト、
• 連続パスのホモトピー類を射とすると
基本グルーポイド \Pi_1(X) が得られる。
これは 1-次のホモトピー情報だけを抽出する装置。
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2 . さらに高次へ — ∞-グルーポイド
• 空間には「パスの間のホモトピー」「そのさらに間のホモトピー」…が無限に存在。
• そこで
• 0-射:点
• 1-射:パス
• 2-射:パス間のホモトピー
• 3-射:ホモトピー間のホモトピー …
すべて可逆にした高次圏が ∞-グルーポイド。 
• 各レベルの「結合」「単位」は“次の階のホモトピー”でしか成り立たない=
空間本来の “ゆらぎ” を忠実に写し取れる。
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3 . モデル化:Kan 複体と Quillen 同値
1. 空間 → ∞-グルーポイド
• 任意の位相空間 X に対し 特異複体 S(X) を作ると
Kan 複体(射が全部可逆な単体的集合=∞-グルーポイドの一種)が得られる。 
2. ∞-グルーポイド → 空間
• 単体的集合 K の 幾何学的実現 |K| は位相空間になる。 
3. Quillen 同値
• \((S \dashv |-|)\) はモデル圏 Top と sSet の間で Quillen 同値。
つまり互いに弱ホモトピー型を完全に復元し合う。  
結果:位相空間(ホモトピー同値で局所化)≅ Kan 複体(弱同値で局所化)
\cong ∞-グルーポイド
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4 . 拡張定理(Joyal など)の証明観点
• Joyal, Lurie らは quasi-category や他のモデルでも
同様の equivalence を構築。
• Mathlog 記事では Joyal の拡張定理を用い
「“射が同型な quasi-category” ≅ Kan 複体」
を詳説している。 
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5 . 直感的まとめ
空間での概念 ∞-グルーポイドでの対応
点 0-射
パス 1-射
パス間の連続変形 2-射
そのまた連続変形 3-射
… …(以下無限)
• 各高次射が可逆なため「行って戻る」ホモトピーが自然に存在。
• 1-射だけ可逆でない(一般の写像はホモトピー同値とは限らない)
という (\infty,1)-圏との対比もここに由来。
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6 . なぜ「これで十分」なのか
• 空間を区別する最終判断材料は ホモトピー型。
• それを完全に記録する最小限の代数的データが
“射がすべて可逆”な無限階の圏=∞-グルーポイド。
• よって「∞-グルーポイド = 空間(のホモトピー型)」という
ホモトピー仮説が成立し、
解析・幾何の問題を組合せ的・圏論的枠組みで扱える。
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参考ソース
• nLab Homotopy hypothesis 
• nLab Infinity-groupoid 
• Wikipedia Groupoid 
• nLab Classical model structure on simplicial sets 
• nLab Singular simplicial complex 
• Mathlog 「∞-groupoid は空間である」 
こうして、トポロジーの「空間」を ∞-グルーポイドとして見ることで、
高次ホモトピー現象を純粹に圏論的・組合せ的に扱う道が開かれます。
code:Gemini 2.5 Flash.txt
∞-groupoid(無限グルーポイド)が空間を表すと考えられるのは、主にホモトピー論における「ホモトピー仮説」に基づいています。これは、大まかに言えば、空間のホモトピー型と∞-groupoidが本質的に同じものである、という考え方です。
具体的には、以下のような対応関係を通して理解されます。
1. **高次ホモトピーの代数化:** 位相空間において、点、点と点を結ぶ道(パス)、道と道の間のホモトピー(連続的な変形)、さらにホモトピー間の高次ホモトピーなどを考えることができます。∞-groupoidは、これらの高次ホモトピー構造を代数的に(圏論的に)捉えようとする概念です。
2. **k-射による表現:** ∞-groupoidでは、0-射(対象)が空間の点に対応し、1-射が点と点を結ぶ道に対応します。さらに、2-射が道と道の間のホモトピーに、3-射がホモトピーとホモトピーの間のホモトピーに、というように、$k$次の射が$k$次のホモトピーに対応すると考えられます。すべての射が可逆であるというgroupoidの性質は、空間におけるパスの逆行可能性やホモトピーの可逆性に対応します。
3. **基本∞-groupoid:** 位相空間 $X$ に対して、その「基本∞-groupoid」$\Pi_\infty(X)$ を構成することができます。これは、$X$ の点を対象とし、$X$ 内のパスを1-射、パスの間のホモトピーを2-射、といった具合に定義されます。ホモトピー仮説は、この基本∞-groupoidが元の空間 $X$ のホモトピー型に関する全ての情報を持っていると主張します。
4. **ホモトピー仮説:** Grothendieckによって提唱されたホモトピー仮説は、適切な定義のもとでの∞-groupoidの圏と、適切な同値関係(通常は弱ホモトピー同値)のもとでの位相空間の圏が圏同値になる、というものです。この仮説は、∞-groupoidが空間のホモトピー型を完全に記述できることを示唆しています。∞-groupoidのモデルとしては、Kan複体などがよく用いられ、これらのモデルが位相空間のホモトピー論と等価であることが知られています。
このように、∞-groupoidは空間が持つ点、パス、そしてそれらの間の高次ホモトピーといった構造を、圏論的な言葉で定式化したものとみなすことができます。ホモトピー仮説が示すように、この代数的な構造が空間のホモトピー論的な性質を余すところなく捉えているため、∞-groupoidは空間そのものを表していると考えられるのです。
code:Claude 3.7 Sonnet.txt
# ∞-groupoidが空間を表す理由
∞-groupoidが空間を表す理由は、位相空間の基本的な性質と高次のホモトピー構造が自然に∞-groupoidの構造と対応するためです。この対応関係は、「ホモトピー理論」と呼ばれる位相幾何学の分野において重要な役割を果たしています。
## 基本的な対応関係
∞-groupoidと空間の対応は、以下のような直観的な対応があります:
1. **空間の点** → ∞-groupoidの対象(0-morphism)
2. **点と点を結ぶ道** → 1-morphism
3. **道と道の間のホモトピー** → 2-morphism
4. **ホモトピー間のホモトピー** → 3-morphism
5. **以下同様に無限に続く**
## グロタンディークの原理
この考え方は「グロタンディークのホモトピー仮説」としても知られており、任意の∞-groupoidは本質的にある空間のホモトピー型を表現しており、逆にどんな空間もその基本∞-groupoidによって表現できるという原理です。
## 数学的な正当性
この対応関係は、Joyal、Lurie、Grothendieckなどの数学者による研究により形式化されました。具体的には:
- 任意の位相空間Xに対して、その特異単体複体から得られる基本∞-groupoidが定義できる
- 逆に、任意の∞-groupoidに対して、それを実現する位相空間が(ホモトピー同値の意味で一意に)存在する
## 重要な定理
特にJoyalの拡張定理は、この対応関係を数学的に厳密に確立した重要な結果です。この定理は、∞-groupoidの圏(Infinity-Grpd)と位相空間のホモトピー圏の間の圏同値を示しています。
## 応用と重要性
この対応関係の理解により:
1. 複雑な位相空間を代数的に取り扱うことが可能になる
2. ホモトピー理論を圏論的に再構築できる
3. 高次圏論と位相幾何学の間の深い関係が明らかになる
このように、∞-groupoidが空間を表すという考え方は、現代の数学、特にホモトピー型理論(HoTT)における中心的な概念となっています。
∞Grpd$ \infty\text{\rm Grpd}
Infinity-Grpd in nLab
∞-亞群の成す(∞,1)-圈
Yoneda lemma for (infinity,1)-categories in nLab
(∞,1)-前層
strict omega-groupoid in nLab
StrωGrpd in nLab