村上專精「佛敎統一論」1901/7
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歷史的展開。開發的關係
向外的出門。敎相門
分派
敎理的分裂論。應病與藥
相對的差別界の上に出現するに於ては、千態萬狀ならざるべからず。
十方衆生の根器の上に應現するに於ては千種萬別ならざるべからず。
歷史的分裂論
釋迦滅後二千五百年閒に於ける佛敎理想の開展
郤來
假設
向內的入門。觀念門
合同
向上
進行
根本
code:mmd
flowchart LR
釋迦大悟--開展-->諸々
諸々--結局-->涅槃
釋迦大悟→(開展)→諸々
涅槃←(結局)←諸々
名
然れども、假に宇宙萬有には靜動の兩面あり、隨ひてこれを觀察する方面を異にするの結果として、かくの如き正反對の矛盾說を見るものとすれば、又敢へて疑問とするに足らざるものなり。およそ生滅非生滅と云ひ、相對絕對と云ひ、有限無限と云ひ、いずれも皆正反對の意味を含む抽象名詞なり。然れども、この正反對なる抽象名詞、その一を取りて他の一を捨つべきものにあらざることは、少しく思想ある者の認識して疑はざる所なり。そのこれを認可するものは、觀察の方面を異にするに由る。
常識
常識に訴へて常識の認可を得る信仰
←→病的迷信。病的偏執
常識に訴へざる道理以外の信仰
魔羅←→降魔
主觀的魔羅 (煩惱)
小乘魔
大乘魔
人事魔
神靈魔
時閒的因果論。主觀的人身論
生死輪廻因果法
苦
惑業
自業自得
集
緣起
業感緣起
惑業
code:mmd
flowchart LR
惑--發業-->業--因-->苦
惑-.潤生・緣.->苦
惑→(發業)→業→(因)→苦
惑→(潤生。緣)→苦
十二緣起
三世兩重 (二世一重)
過現一重
過去二因 (能引)
無明 (惑)
行 (業)
現在五果 (所引)。苦
識
名色
六處
觸
受
現未一重
現在三因 (能生)
愛 (惑)
取 (惑)
有 (業)
未來二果 (所生)。苦
生
老死
未過一重
未來二因
無明 (惑)
行 (業)
過去二果。苦
生
老死
敎理的發展。絕對的無限論
賴耶緣起
眞如緣起
佛敎の特徵は、緣起の一切主觀的なる事
宇宙の現象に及ぼすべき大問題を答辯するに當り、個人的精神作用を以てせしものは佛敎なり。
迷悟苦樂の進退問題を判決すべき根本義を、吾人普通一般の精神作用に就て決斷せし
無神
因果法に律せられて生滅變遷するものは、必ず無始無終たらざるべからず。卽ち原因にして結果たらざるものなく、結果にして原因たらざるものあるべからず、これを以て、萬有の第一原因を謂つべき先立のものあるべからずと。
涅槃到達因果法
滅
涅槃
道
戒定慧
空閒的本體論。客觀的宇宙論
法印
三法印
諸行無常。現象界
段落の無常
時刻の無常
生相・住相・異相・滅相
生住異滅相の無常
生々相・住々相・異々相・滅々相
卽空の無常
諸法無我。現象本體兩界
世俗我 (卽蘊我)。假立說
神靈我 (離蘊我)。排斥說
「我」を立脚地として成立せし婆羅門敎各派に反對し、理想的涅槃を以て立脚地となし、無我主義に依りて成立する佛敎の大旨
五蘊我。假立說
只種々の因緣和合せし一時の現象
絕對我。存在說
涅槃寂靜。本體界
寂靜の語中には不可說を意味す
二法印
我空・法空
三法印は客觀的立論なり、二法印は主觀的立論なり
一法印
實相
三法印・二法印は共に遮情門なり、獨り一法印は表德門なり
世閒の無常苦無我不淨→(本體論)→涅槃の常樂我淨
向上・向下
敎訓主義。實行主義。相對的有限論。從假入空。向上。往相。入門。往。自利。消極的否定主義。遮情門。直覺的自悟
理論主義。廢立主義。絶對的無限論。從空出假。向下。還相。出門。復。利他。積極的說明主義。表德門。說明的悟他 眞如
釋迦
阿難——敎內相傳——毘曇・成實
兩 法相・三論・天台・華嚴
迦葉——敎外相傳——禪・眞言・淨土
table:空假中
空 假 中
禪 密 天台 (華嚴)
三諦 空諦 假諦 中諦
三因 了因 緣因 正因
三軌 觀照軌 資成軌 眞性軌
三智 一切智 道種智 一切種智
三性 依他 偏計 圓成
三德 智 斷 恩
三涅槃 性淨 方便淨 圓淨
三德 大智 大悲 大定
table:眞善美
密 (華嚴・天台) 禪 淨土
眞善美 善 眞 美
智情意 智 意 情