脱抑制(Disinhibition)
抑制性入力を抑制すること。
単純に興奮性入力を行うのと比べて、以下のようなメリットがある。
興奮性入力ではダイナミックレンジ(Dynamic range)を狭めてしまう。
感覚入力+ゲート用の興奮性入力だと脱分極の範囲でしか調節ができない
脱抑制(Disinhibition)では、デフォルトが抑制状態なのでゲートを通す調整が過分極〜脱分極という広範囲で行うことができる
脱抑制(Disinhibition)はゲート用の入力が単品で樹状突起に興奮性入力できない
ゲートしたい入力とゲートを調節する入力が混線しない
from Dendritic disinhibitory gating hypothesis
これはPathway gatingに利用されている?
A dendritic disinhibitory circuit mechanism for pathway-specific gating | nature communications (2016)