サッケード運動(saccade)
マイクロサッケードとは、固視中の眼球運動(固視微動)のうち、高速度の跳躍的運動であるものを指す。振幅は1度以下、運動にかかる時間(duration)は25 ms程度、平均速度は10 deg / sec程度、頻度は1-3Hz程度である。マイクロサッケードは意志によって止めることは出来ない非随意的運動ではあるが、注意などによってその方向や頻度が影響を受ける。マイクロサッケードの指令は上丘吻側の固視ニューロン領域で生成されていると考えられている。
Naa_tsure.icon問題点についてはここがわかりやすい
サルや人間は眼球運動によって視覚定位を行うが、カマキリは頭部を動かして視覚定位を行うことが知られている
個眼であろうと複眼であろうと、センサーの感度と解像度の間にはトレードオフが存在する
視野の中に解像度の高い領域と低い領域が生まれるので、この高解像度エリアを動かして対象を見ることになる
Naa_tsure.iconそういえばハエは視細胞を動かしてるって話があった気がする
Naa_tsure.iconシャコのサッケード論文もあった