Vickers元国防次官補
大学のイベントで話を聞いた
2023-03-01
略歴
アフガニスタンでのオペレーション(ソ連侵攻の対処、アルカイダ対応)、オサマ・ビン・ラデンの殺害などで特殊部隊や情報機関のメンバー・指揮官として参加した。ソ連の崩壊後、情報機関の重要性の低下を感じてWharton MBA・PhDを取得。民間のコンサルやシンクタンクなどで宇宙戦争・サイバー戦争について研究。9/11事件後安全保障に関心を戻し、ブッシュ政権・オバマ政権の下で情報機関を統制。CIA以外の情報機関を指揮する国防次官補として活躍した後、民間軍需企業のBAE Systemsで顧問をつとめる。
情報機関のキャリアについて
米国の情報機関は多くの専門家で構成されており、規模としては大学よりもたくさん専門家を雇用している。
理工系のバックグランドの専門家が活躍しており、通信、暗号、数学、工学系の人が働いている。
EQの高い人、attention to detailができる人、ストリートスマートな人はスパイや防諜部門。
他にもロジスティクスをやる人、ファイナンスの専門家、医師、IT技術者、衛生監視技術者・画像解析技術者などさまざま。
メンバーのバックグラウンドが異なる多様でクロスファンクショナルな組織が効果を発揮している代表例だと感じた。natsuozawa.icon
リーダーについて