ミソノ UX10 牛刀 240mm
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↓届いたときの姿
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プロユースで圧倒的な支持を集めるらしいミソノのUX10がメルカリで安く出ていたので(16000円くらい)買ってしまった。
が、いきなり刃がやや歪んでいた。さすがメルカリっすわ。
とりあえず1000番で修正を試みて、概ね平らにはなったがまだ微妙。
どうせこの先使うことがあるだろうということで荒砥(刃の黒幕 220番)を注文して直した。
割と良い感じに直せたと思う。
荒砥でそのまま鋭角に刃をつけて、1000番→5000番と研いだらけっこう良い感じ。
ちなみに同梱の取説には、7:3だか6:4で(つまり片刃寄りに)刃を付けるのがおすすめと書いてあったので、そのようにしている。その影響は特に実感していないが。
研ぎやすさもBrietoとほとんど変わらない。
ただ聞いていたように、最強の刃が長く保つというタイプの包丁ではなさそう。
Brietoと同じくらい研ぎやすいけどそれよりよく切れて長持ちする、くらいの印象。
散々言われているが、良くも悪くも、硬度が高すぎないという包丁だと理解した。
他方、24cm牛刀というのが心配していたほど使いづらくないというか、思ったより良いのに驚いた。
21cm牛刀と比べたときによいこと:
刃渡りが長い方が便利なことが(たまに)ある
タマネギを2,3個みじん切りにするみたいな物量系
キャベツの千切り
薄い刃でシュッと切りたいようなときに、刃先の方の、薄い部分が長いのでやりやすい
これはUX10の特徴かもしれない
UX10は背厚が柄から先端まで緩やかに薄くなっていた。
角度一定で研いでいる(つもり)のに、切り刃?(砥石が当たる部分)の幅が一定にならないので気づいた
逆に切り刃の幅が一定になるように研ぐと先端にいくにつれ鋭角になり、破綻する気がする。
こういうところがUX10を研ぐのは難しいという話につながっているのかも
他の包丁は柄から先端方向に、8割くらいまで背厚が変わらない
あんまりよくないこと:
重い(とはいえ別に気になるほどではないし、重さで切れるという話はある)
長い
まな板の奥側に皿やボウルがあると干渉する確率が高い
研ぐのにかかる時間が長い
裏を返せば刃が切れ止むまでにかかる時間も長いはずであるが