SCAステーキコンテストに参加してきました!
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漫画やアニメのヒーロー達に憧れた経験はだれにでもあると思います。自分もそうでした!
でも、実際に同じような経験をできることは滅多にないですよね。しかし、ヒーローの中でもグルメ漫画のヒーローであればなることができる、同じような体験ができるイベントがついに先日、始まったのでした!そのイベントに早速、参加してきたのでその紹介です。
グルメ漫画の醍醐味といえば、やはり料理対決です。究極VS至高とか、食戟(しょくげき)とか、料理バトルは盛り上がるし面白いものです。今回のイベントはステーキの本場、アメリカからやってきたステーキコンテストイベントなのです。SCA(Steak Cookoff Association)という団体があり、アメリカを中心として世界でステーキコンテストを開催されています。この度、日本バーベキュー協会のサポートで日本でも初のステーキコンテスト及び、ジャッジングクラス(コンテスト審査員の講座)がついに開催されたのでした! https://gyazo.com/102d19451a9a0fbdecfd19098fe09ebd
#SCA のステーキコンテストの特徴はコンテスト共通ルールの確立とその審査基準の透明性にあります。 以前はコンテストごとにルールがまちまちだったルールを、 #SCA の創立者が経験をもtに規格化し、審査方法も共通化したため、どのコンテストに参加しても同じように競い合うことができるようになったのです。詳細なルールについて、こちらでは省きますが、特筆すべきは審査の透明性です。競技者(ステーキを作る人)と審査員は完全に分離され、提出するステーキは番号でのみ評価される仕組みになっているため、結果発表の段階まで審査員ですら、誰が優勝しているのかわかりません。 具体的には、焼けたステーキは蓋つきの提出ボックスに入れて提出するのですが、その際に番号付きのチケットの半券が渡されます、審査員はステーキについてはその番号しか知ることができません。そして、結果発表の際にもその番号で呼び出され、その番号のチケットを持っている人が名乗り出て初めて、審査されたステーキと提出者がひもずくようになっているためです。スゴイ!!
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このルールのため、いわゆる料理バトル漫画にあるような「審査中にレシピの秘密を料理人が語る」というようなことはできないのですが(笑)、作った人によって審査にバイアスがかかることは全くなく、極めて公正な評価がステーキごとにされるようになっているのでした。
また、この「審査員」になるためには #SCA のジャッジングクラスを受ける必要があり、日本でコンテストを行うためには審査員が必要で、そのためにジャッジングクラスがコンテストに先立ち実施されたというわけです。今回は初のイベントということもあり、 #SCA の設立者の Brett と Ken の両名が来日し、直接指導してくれるという豪華さでした。 ちなみに、実際の評価はどのように行われるかというと、提出したステーキに関して
Appearance(見た目は美味しそうか?)
Doneness(焼き加減、メディアムを最高点として定義)
Texture(歯ごたえ、柔らかいか)
Taste(味、肉本来の味がするか?)
Overall Impression(総合評価)
の5項目、10段階で評価されることが決まっているので、見た目も、味も、柔らかさも全て重要。
どれか一つだけ、例えば味だけがよかったとして、上位には入れません。
ちなみに、今回の自分の成績は、22チーム中16位と少々残念な成績に終わったのですが、敗因としてはステーキを焼き過ぎてしまったことが全体的に評価を下げてしまったと思っています。味の方は、このコンテストに向けて、自宅で実験を繰り返しまして、レシピを研究したりして、それなりにうまくまとまったと思っていたのですが、なかなか難しいですね。それはそれとして、結果は残念でしたがイベント自体は、とても楽しい経験でした!長い時間を必要とするBBQのコンテストと違い、 #SCA のステーキコンテストは半日程度で終わりますし、気軽に参加できますので日本人にもこれから人気が出るのではないかと思います。料理に興味がある人たちには、とてもおすすめです。 https://gyazo.com/34b0cf510fe0c23b4f2141f30e3ce61c
また、審査員としての参加の楽しみもあるのが #SCA ステーキコンテストの醍醐味です。料理は苦手だけれど、食べるのは好き!という方は審査員としての参加を目指してみるのはどうでしょうか(^^) 私は次回も競技者として参加して、捲土重来、優勝目指して再挑戦したいと思っていますよ!
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2017/12/24