暗号資産(仮想通貨)
◉暗号資産(仮想通貨)とは
暗号資産とは、インターネットを通じてモノやサービスの対価として利用したり、「円」や「ドル」などの法定通貨と取引所を通じて交換したりできるものです。暗号資産には「BTC」や「ETH」「XRP」など多くの種類があり、現在世界で数万種類を超える暗号資産が存在します。
◉暗号資産(仮想通貨)が注目される理由と魅力
1.世界共通であること
円をアメリカで使うにはドルへの交換が必要ですが、暗号資産は世界で共通の価値をもっており、そのままどこでも使えます。
2.決済や送金コストの削減等オペレーションの効率化
法定通貨は、円をドルに交換するといった両替手数料がかかりますし、海外送金するには、法定通貨を保管している拠点を複数経由して送金する必要があり、手数料も時間もかかります。暗号資産では、手数料も時間も大幅に縮小することができます。
3.中央集権的ではない仕組みであること
ほとんどの暗号資産は法定通貨とは異なり、中央銀行などの公的な発行主体、管理者が存在しないのが大きな特徴です。
また、ブロックチェーンに記録されているデータは分散して管理するため、一部のサーバーがダウンしても稼働している他のサーバーの台帳にデータが記録されているのでシステムを継続することができます。
4.24時間365日取引が可能
時間的な制限もなく、忙しい方でも自分のタイミングで売買できるため、取引を始めやすくなっています。
Web3.0とは分散型インターネットとも呼ばれており、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)のような管理者を必要とする中央集権型インターネット(Web2)から、大きな変革をもたらす可能性がある次世代の技術として注目を集めています。
ブロックチェーンはWeb3の中核的技術です。Web3の代表的な存在であるNFT(代替不可能なデジタルトークン)やDeFi(分散型金融)での取引には、ブロックチェーン技術を利用した改ざん耐性の高いデーターベースや、スマートコントラクトと呼ばれるプログラムが活用されています。
*参照元