写真
自分の撮った写真が美しかったとして、それは自分の写真の腕がどうだとか撮影機材がどうだ、ということの前にそこに写っているものが美しかったのだ。自分の体験したこと以上にはならないので、より
美しい
方向へ、より
おもしろい
方向へ、飛んでいくことをしなければ、やがて心も鈍ってしまう。
写真は、人間の目と比べて十分に劣化した機械で記録した静止画であり、それらを眺めてやれ美しいとか言っている。その「美しい写真」を見ている眼球について考えたことがあるのかないのか。