『雪国』を翻訳すると情緒性がなくなる
川端康成の『雪国』
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
↓英訳
The train came out of the long tunnel into the snow country.
絵で描いたら分かりやすいけど、視点が異なる。
日本語だと、一人称で車内から風景を眺める視点
英訳だと、電車がトンネルを通る外から見た視点
「抜けると」に時間性が含まれており、時間のダイナミズムを感じられる
https://jp.quora.com/kawabata-yasunari-no-yukiguni-no-yuumei-na-boutou-bun-kokkyou-no-nagai-tonneru-wo-ga-eiyaku-sa-re-te-shuppan-sa-re-ta-mono-ha-gensaku-to-kanari-chigau-toiu-no-ha-hontou-desu-ka
https://gyazo.com/2cdbba23372e201aa8f22e22660da2ca
一人称視点、三人称視点
エドワード・サピア
文学作品は翻訳できない。英語の小説を日本語に翻訳できないように。
ある言語が持つよさと、ある言語を置き換えても残るよさ。
村上春樹
翻訳小説
/kentaro/多言語で書かれた文学作品