オスモカラー
無垢板や集成材の表面を保護するためのオイル。オイルといっても、乾いたらベトつかない。一度塗りでよいので、12時間の乾燥後にほんのわずかにサンディングしたら完成。ワックスやペンキのように塗膜でシールするわけではなく、木材の呼吸を妨げないとあるので、後で、木の表面に物理的にわずかな凹みを作ってしまったときも、木の表面にお湯を浸透させて復元させることができるのではないかと思う(未確認)。
木の手触りや木目を残しながら、ソフトに保護する。表面に固い塗膜を作るわけではないので、保護力は弱いものの、深く浸透することで、ワックスよりも保護力があるようだ。
以下を用意した。
オスモ&エーデルのオンラインショップにて
ノーマルクリア 0.75L
匂いは、刺激臭の少ないテレピン(油絵の溶剤)で、乾燥中に酢酸っぽい不快な匂いが出る感じ。生活空間に乾燥中の匂いが充満するとちょっと嫌かも知れない。24時間の乾燥後も、匂いが出なくなるまでしばらくの期間かかるので、換気重要。
洗浄液 1L
使い回せる
ショップには、コテ刷毛不可との見出しあり。確かに、ホームセンターで買ったコテ刷毛を洗浄をしてみたら、コテ刷毛のスポンジ地に大量に吸い込まれてしまって、拭き取るのが大変だった。多くの量を消費する上に使い回しができない、しかも、スポンジ素材が使われていると劣化しやすいかも。
スピーカーの場合、表面をウエスで塗ってしまえば良いが、少なくとも開口部側面などウエスでは塗りにくい箇所があり、そこは刷毛で塗るほかないので、ごく少量を使う。1Lは多すぎるかも。
その他
こて刷毛(メインで使う予定)
スポンジ素地の上に刷毛を載せているタイプのものは、スポンジについたオイルの洗浄・拭き取りに苦労する。洗浄剤もスポンジに吸われてしまって、回収困難。
使い捨ての刷毛であっても、スポンジのついてないものであれば、洗浄しやすい。オスモ&エーデルのオンラインショップで販売されている専用コテ刷毛は高額だが、スポンジなしであり、拭きとりやすくなっている。
こて刷毛を使うよりも、ウエスで塗ったほうが良いかも。混ぜ棒についた少量のオイルをウエスでとり、薄く伸ばしながら塗ることができ、特に一面だけ塗るだけだったら手軽かつ塗料の無駄遣いもなくて良いこと尽くし。
乾燥時にフックにかけられる穴のついているものが良い
油性用刷毛
ローラバケット(バケツ)&使い捨て内容器
ウエス(刷毛やその他拭き取り用3セットくらい
刷毛の代わりに使う、という選択肢もある
薄く塗ることができる、私は慣れてないのでムラができたものの、かなり薄く塗れるので、軽くサンディングしたら気にならなさそう。
塗装時に、刷毛から余分なオイルを拭き取る
洗浄時に、刷毛からオイル・洗浄剤を拭き取る
その他、拭き取り
ビニル手袋(普段、料理する際に使っている薄手のもの)
塗り方
Youtubeに解説動画多数あり。とにかく、薄く塗る。厚く塗ると、板に浸透せずに表面に残った油は、なかなか乾かないようだ。
混ぜ棒で塗料をかき混ぜた後に、混ぜ棒についた塗料をウエスに拭き取り、そのウエスでスピーカーを塗ってしまうのが一番楽だった。
オイルのついたウエスを置くのにローラバケット用の使い捨て容器が使い回せる。スピーカー1セット分の底面だけを塗る位だったらウエスをほとんど使わないので、ウエスをバケット容器に入れたままビニル袋に入れて保管しても良い。
一回塗りで木目を活かした風合いを出すのが推奨の塗り方
乾燥は12時間程度