ファシリテーション
「促進する」
「現在地」から「到達したい地点」までに向かう推進力が絶えないようにケアする仕事
「到達したい地点」が見えてない人にはファシリテーションはできない
#スプリントレトロスペクティブ は予め決まった到達点がないのでチーム外の人間がファシリテーターを務められるが、「チェックインして → 現状を洗い出し → 知見を創出し → 総括する」というフローを知らないとファシリテーションはできない 議論が終着地点に到達することを促進するために「議論が脇道にそれたときに戻す」ことが重要。一方でファシリテーターがすべてを決めてはならず (議論にならない)、参加者による議論を促進するために「問いかける」ことをアクションの中心としなければいけない。このバランスが難しい。
個人的にコツだと思っていること
ファシリテーターとしてはなるべく喋らない
適度な可燃性のある場所に火をつける
可燃性があるということは、組織として話題にするべき課題がある
過剰に可燃性があるということは、参加者の感情的な要素が大きくなるため、慎重に扱う
話が止まりそうになったときに再開させる
新しい「適度な可燃性」を探して火を付ける
1ステップだけ先に議論を進めてあげて、そこからまたなるべく喋らずに見守っていても進められるような状況を作る
一定水準以上脱線した場合は容赦なく戻す
多少の脱線を自力で戻せると判断できる場合は手をくださない
時間や内容で判断する。
「論ずるに値しない問題」に多くの時間は使わない
「参加者 (ファシリテーター含む) の間で論ずるまでもなく合意が取れている問題」を指す。
価値観が一致するので盛り上がりがちだが、そこに時間を費やしすぎない
おおよそ全体の話が出きったところで、総括をしたり方向性を考えさせる