方法的懐疑
デカルト哲学の根底をなす方法。少しでも疑いうるものはすべて偽りとみなしたうえで,まったく疑いえない絶対に確実なものが残らないかどうかを探る態度。それは懐疑論と異なり,すべてを偽りとする判断ではなく,真理を得る方法としての意志的懐疑であり,徹底してなされる点で「誇張された懐疑」である。デカルトはこの懐疑を通してまずコギト・エルゴ・スムの真理を得た。 当時
感覚は?
錯覚などがある
現実(経験)は?
夢などがある
数学は?
新法則の発見
こうした考えることは否定できない
それを考えた「我」もまた否定できない