投資モデル
社会的交換理論を土台とした、関係の維持・崩壊を説明するモデルの1つ
投資モデルでは報酬が大きいと関係を継続しようとする意思(コミットメント)が高まるものの、以下の3つの要因が関係すると考える(Rusbult, 1980)
関係満足
投資量: これまでその関係にどれだけの時間や労力を投資してきたか
選択比較水準: 他に魅力的な代替関係が存在しないか
このモデルでは仮に満足度が低かったとしても、それまでに相手に注ぎ込んだ投資が大きい場合や、代替関係から得られるであろう利得が小さい場合には、現在の関係を維持しようとすることが予測される