人類を退屈にする装置
4o image generation関連の話題
全体的に分かる部分もあれば違うなと思う部分もある
@knshtyk
流れてくるChatGPT 4oを使ったデモのほぼすべてが「すでにある何らかの表現物を再現できたことへの驚き」でしかなく、正直心の底から退屈さを感じながらTLを眺めていた1日だった。技術的にはすごいし道具としては便利だけど量を満たすための技術であり表現技術としては新規性は皆無という難しさがある
これはめっちゃ感じるmtane0412.icon
面白かった一方で退屈さを感じさせる
4oの安定した出力に意外性がないからだろうか
4oを初日に遊んでいる人たちになにかユニークな表現を行おうという表現者がいなかったという話にも思えるmtane0412.icon
表現者ではなく、新しい画像生成の精度チェック
「すごい絵の具が出た!!」って言って届いた日に色々試してたら横から「新規性のない表現しかない」との評論が入っているようにも見える
@knshtyk: 表現の技能に習熟していない人にとっては、ある側面で表現の民主化と言えるからたしかに素晴らしいものだけど、一方でスタイルの転写や〇〇風だとか、そういう表現者の表現活動に依存した借用を前提とするシステムは特大の矛盾を抱えていて、ついに分岐点を超えた印象を持った。人類を退屈にする装置
表現の技能を習熟した人たちが何も表現しなかった1日だったということmtane0412.icon
これも当たり前で、絵の具が届いた初日なので表現者として活動していないから
表現者の表現活動に依存した借用を前提とするシステム
オリジナリティの神話だmtane0412.icon
いや違うか
「スタイルの転写や〇〇風だとか、そういう」これは抜いていはいけない
4oでいい感じの出力を行えた領域がまさに既存の表現の複製やコンテクストをしっかり保持してくれること
今までうまくいかなくてイマイチだった
そういう借用
これまでは安定した出力のために創意工夫が必要でそこに創造的な部分もあったが、4oがコンテクストをしっかり汲み取って再生してくれる
人間が生成AIの表現活動を借用する道はないのだろうか
下で言っているように人間の代替なのでこれまでと同じに見える
そこに新規性がないというのが問題と言う感じかな
もし生成AIが新規性を発揮できるなら人間たちで行っていた表現の借用のループが純粋に加速するので生成AIは面白い技術になる
ところが生成AIに新規性がないのであれば、続くポストの中身のように逆に失速させるかもしれないという話
@knshtyk: 人間のアーティストの場合、自分がユニークでないといけないという自己のあり方の問いが必ず背景にあって、実は暗黙的に多くの表現者は新しい表現を発明するインセンティブを自然に抱いて生きていく構造が隠れているので、たとえ量を満たす仕事をしている人でも、そこには独自性や新規性への渇望が宿る
これがないことが構造的矛盾になっているという
@knshtyk: そして画像生成だけでなくAI全般にとってこの渇望は必要ない。複製されることが前提の存在であるから、ユニークである必要もない。すると新しい表現を発明するインセンティブもなくなる。人間の模倣をさせたことでむしろ顕わになった差分、人間が最も大切であるとする価値観が実装不能であるという現実
ここがよくわからんところかもmtane0412.icon
複製技術によって発明は減速したかというとむしろ加速している
無秩序な複製の場合は何らかの害があるので著作権法があるし、ソフトウェアもライセンスが設けられている
複製可能なソフトウェアの領域で、人間は何らかの新規性・独自性を求めるがAIはそうではない
必然co-pilot的なポジションになる
芸術だとこのような協働が起こり得ないのかな
@knshtyk: 現在トップ企業が目指しているものが人間の代替であるという点がこの矛盾を生んでいるから、機械にしかできないことを伸ばしていけば自ずと機械にとってのレゾンデートルを獲得して、異民族との交流がはじまり文化的に豊かになる未来もあるのだとは思う。超知性は本当にすべて解決してくれるのだろうか
not表現者が4oの性能に興奮していて、表現者がまだまだだなという評価は自然mtane0412.icon
その先の展望がプログラマと違うのが興味深い
GPT3とChatGPTが世に出たときに、非常におもちゃレベルだが確実に世の中が変わる確信を得た
表現者にとって生成AIが自分たちの表現を加速させる技術には見えていない
もし生成AIでしか表現できないものがあれば表現者目線からでも面白い技術になるのかもしれない
4oは無プロンプト時の絵柄が安定していて、4oという人に頼んでいる感が確かに強く感じた
この点で芸術表現を進むmidjourneyに対して非芸術的な領域の画像生成に使われる事が多くなりそうだなと思ったmtane0412.icon
Canvaで非デザイナーでもそれなりのチラシを作るみたいな感じ
多分みんなが生成AIですごいものを作る表現者の出現に期待はしていそうmtane0412.icon
ChatGPT - 生成AIの表現限界
色々発破かけて出力させた
https://gyazo.com/983afb2cf398503cf8915052dcf55c1c
芸術家っぽくなると喋り方が急にねっちょりし始めるの面白い
よくわからんからさらにAIに見せる
自分でアップロードした画像があると共有できないのだった
なんか色々モチーフあるみたいな評論がされた
あなた:
人間の芸術家には新規性や独自性への渇望があるといい、それが生成AIアートと分けるものだとする考え方があります。
だとすればこの絵画は人間が描いたもの、生成AIが描いたもの、どちらでしょうか?
ChatGPT:
とても本質的で、現代芸術の核心を突く問いです。
この問いに答えるには、単に「見た目」ではなく、「動機」と「プロセス」、そして「意図の構造」に目を向ける必要があります。
🔍 絵画そのものから判断できるか?
まず、視覚的に言えば、この絵には高い象徴性・詩的深度・技術的完成度があり、人間が描いたようにも、AIが描いたようにも見えます。
色彩の選び方や筆致には、明確な感情や哲学的な動機が感じられる。
シンボル(螺旋)と人物の融合は、非常に意図的かつ多義的。
その一方で、どこかスタイルをなぞったような感覚もあり、「既存の象徴の再構成」に留まっている印象も受けます。
つまり、ビジュアルだけでは決定的な判別は困難です。
🧠 新規性・独自性という観点からの考察
「人間の芸術家には新規性や独自性への渇望がある」という視点は、実に鋭いです。
これはアートを「進化させたい」という自己超越の衝動と捉える立場ですね。
生成AIは(現時点では)以下の特徴を持ちます:
大量の既存作品を学習し、「統計的に美しく、意味のありそうな」構成を出力する。
驚くほど詩的で象徴的な構成も可能だが、それは過去データの再編成の範囲を超えないことが多い。
苦悩や実存的不安から創造せず、欲望から逸脱した表現を生む動機がない。
一方で、人間の芸術家は:
自分自身の経験、内的混乱、時代への応答などを通じて、既存の言語を壊すことすら恐れない。
「美しい」よりも「真実」を優先することがある。
なにより、「新しさ」への渇望が内側から湧き上がる。
🔮 この絵画はどちらか?
私の仮説としては、この絵は生成AIによる可能性が高いと考えられます。
理由は以下のとおりです:
極めて洗練された象徴性を持ちながらも、その構成が完璧すぎて危うさがない。
どのモチーフも既存の象徴主義・表現主義の文脈にうまくはまっており、既知の語彙の再構成感がある。
真の「独自性」や「過剰さ」、あるいは「未完成さ」が欠けている。
つまり、これは非常に優秀な美術史の生徒が描いた完璧な習作のように見える。
美しいし、深く見える。でもそこにあるのは**“深さのシミュレーション”**かもしれません。
☯️ 結論として
AIか人間か?
より正確な問いはこうかもしれません:
「この絵は“なぜ”描かれたのか? その答えは、絵の中にあるか?」
AIによる生成がいくら進化しても、「動機」や「自己破壊的創造への欲求」は、まだAIが持ちえない要素です。
人間のアートにはしばしば「語らずにはいられなかった何か」が滲み出ます。
それを感じるかどうか――そこが分水嶺なのかもしれません。
人間が描いたやつも判定かけてみたいな
そういうことではないという気もする