事象関連電位
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source: A Brain–Computer Interface Based on Miniature-Event-Related Potentials Induced by Very Small Lateral Visual Stimuli – EMBS
事象関連電位 - Wikipedia
事象関連電位 (じしょうかんれんでんい、英: event-related potential, ERP) とは、思考や認知のまさに結果として、何らかの形で計測された脳の反応である。より正確に言うと、それは内的・外的刺激に対する類型的な電気生理学的反応である。
BeginnerのためのERP入門
視覚・聴覚・感覚・味覚・臭覚・他の様々な刺激がそれぞれ特有の神経経路を通り、脳に伝えられます。それらの刺激を受け取った脳は、その感覚情報を処理します(例えば、注意・認知・課題解決・随意運動への心理・精神活動など)。そして、必要があれば、運動を惹起させることもあります。
この様な一連の精神活動の過程で出現する電位を総称してERP(Event Related Potentials;事象関連電位)と呼んでいます。
心理学研究における事象関連電位の利用
初期の研究では“誘発電位(evoked potential: EP)”という語を使い,物理刺激が引き起こす脳電位反応を対象にしてきた.しかし,その後,少なくともその一部は刺激の意味や注意といった心理的変数によって変化すること,また外的刺激がなくても生じる脳電位(放出電位 emitted potential)があることが明らかになった.そのため,現在では,外的刺激との因果関係を示す“誘発”電位ではなく,より中性的な“事象関連(事象に時間的に関連した)”電位という語がよく使われている