ポジティブ・イリュージョン
非現実的な楽観主義:現実以上に、自分の将来には良いことが起こり、悪いことはあまり起こらないと考える テイラーによれば、ポジティブ・イリュージョンを持つ人は、そうでない人より落ち込みにくく、困難な過大にも長く挑戦するため、成功しやすいという
ただし、あくまでも幻想であることから、自己認知を歪ませ、不合理な判断や行動を生むこともある
また幻想によって自尊感情が過大に膨らめば、他者に対する攻撃性につながる(→9. 対人行動) しかし総じて、ポジティブ・イリュージョンは正常な人間の認識の範囲内のものであり、精神的健康に寄与する適応過程だとテイラーは主張している
抑うつ者はむしろ自己や社会を正確に認知しているのだという 世界を歪めてみているのはむしろ一般の人のほう