チェリー・ピッキング
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source: By Fjalnes - Own work, CC BY-SA 4.0
チェリー・ピッキング - Wikipedia
チェリー・ピッキング(英語: cherry picking)とは、数多くの事例の中から自らの論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術。
cherry-pickingの語義は、サクランボの熟した果実を熟していないものから選別することであり、転じて「良い所だけを取る」「(特売品専門の)購買者」「つまみ食い」の意味で使用される。
たとえば、「政治家の世襲は良いか悪いか」という命題で、全世界に無数にいる世襲政治家の中から評価の高い人間か低い人間だけを選び、「AもBもCも世襲だから世襲は良い」「甲も乙も丙も世襲だから世襲は悪い」と論じるのがこの誤謬にあたる。
生物学では免疫組織化学染色などでは何度か実験を行ったうちの一番結果の良い物・部分を選択し、論文にするケースがある。ただし、それのみで十分な結果とすることはほとんど無く、通常は同じ結論を示す別の実験を行い、結果が一致していることを確認するのが一般的である。
また、推計統計学的な仮説検定などで標本の信頼性を検証することによりチェリー・ピッキングを防止する手法もある。