センダイウイルス
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https://twitter.com/jojoex_2018/status/992539406316789763
細胞融合
→
キメラ
センダイウイルス - Wikipedia
センダイウイルス
(
Sendai virus
) は、
パラミクソウイルス科
レスピロウイルス属
の
ウイルス
の一種。
Sendai virus
から
SeV
、 または
Hemagglutinating Virus of Japan
の略で
HVJ
と略される。正式名称を
マウスパラインフルエンザ1型ウイルス
と言い、
マウス
や
ラット
に感染し
肺炎
を引き起こす。
1本鎖RNA
を
遺伝子
として持ち、全ゲノム配列は1980年代に決定された。
1952年(昭和27年)、
新生児肺炎
の流行の際に、患者の
剖検肺乳剤
を
マウス
に
経鼻接種
したことにより分離された。1953年(昭和28年)、東北大学医学部(宮城県仙台市)の
石田名香雄
によって発見され、発見地の都市名にちなんで「
センダイウイルス
」と命名された。
赤血球
の
溶血
を引き起こすことは知られていたが、1957年(昭和32年)、大阪大学教授の
岡田善雄
によって異種の細胞を融合させる作用があることが発見され、オックスフォード大学の
Henry Harris
が
センダイウイルス
を使って
人間
と
マウス
の
キメラ細胞
を初めて作成するなど、
バイオテクノロジー
の分野で注目を集めることになった。現在でも宿主域が広く細胞傷害性の低い
ベクター
として
分子生物学
の実験に盛んに用いられている。