キャノン・バード説
alias: 中枢起源説, キャノン-バード説, キャノン=バード説, キャノン=バード説, Cannon-Bard theory
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source: Cannon-Bard Theory of Emotion Research Papers for Psychology
キャノン=バード説(キャノン=バードせつ)とは - コトバンク
情動の体験と表出に関する生理学説で,W.B.キャノンが最初に提唱 (1927) し,P.バードが修正した。ジェームズ=ランゲの末梢説 (→ジェームズ・ランゲ説 ) に対抗する説で,中枢説ともいう。キャノンによれば,感覚インパルスは視床を通過中に情動特性を付与され,それが一方において大脳皮質へ伝えられて情動体験を生じ,他方において末梢の効果器に伝えられて表出となるとされる。バードは種々の実験事実に基づき,視床でなく視床下部を重視した。