GIチャレンジ2026
mtane0412.icon と Claude で2026年のGIを戦う個人プロジェクト。「競馬初心者がAIと組んでGIを攻略できるか」を検証する年間チャレンジ。安田記念(2026年6月7日)から参加。
コンセプト
1レース5,000円上限・安田記念以降の全GI参戦(対象14レース)
毎レース前にClaudeと馬券戦略を策定し、振り返りで教訓を蓄積するPDCAサイクル
目標:年間収支をプラスに近づける / 競馬の読み方を体系的に習得する
馬券を「買うだけ」ではなく、keiba-wikiに知識を構造化して蓄積する知的な遊びとして位置づけている こんな感じmtane0412.icon
https://gyazo.com/e758b3702f49edc39b9b72f1183731f2
年間成績(2026-06-15時点)
table:成績
完了レース 2
総投資 9,000円
総回収 2,100円
累積損益 -6,900円
回収率 23%
残予算 61,000円(12レース残)
レース別収支
table:収支
# レース 日程 コース 投資 回収 損益
1 安田記念 6/7 東京芝1600m 5,000円 2,100円 -2,900円
2 宝塚記念 6/14 阪神芝2200m 4,000円 0円 -4,000円
第1戦:安田記念2026(6月7日・東京芝1600m)
「競馬何もわからん」という状態から、claude.aiで出馬表の読み方を一から学び参戦した初戦。
馬券設計の思想
Claudeが提案した「ポートフォリオ型」設計。リスクの異なる馬券を重ねることで全損を避けつつ、中穴シナリオでのプラスを狙う構造
保険枠(複勝)+複数シナリオカバー(ワイド)+火力枠(単勝)の3層構造
馬の選び方
ガイアフォース(14番):GI実績ある最有力馬として複勝軸に。「3着以内が堅い」という評価
トロヴァトーレ(17番):東京新聞杯・エプソムCのGⅢ連勝の「勢い」を高評価して2番手軸に据えた
ウォーターリヒト(09番):穴馬として選定
→ 逃げ・先行馬が1頭もいない後方偏重の陣容になっていた(当時は気づかず)
実際の馬券構成
table:安田記念馬券
馬券種 買い目 金額 意図
複勝 14 ガイアフォース 1,500円 保険枠
ワイド 14-17 1,000円 実績×勢いの組み合わせ
ワイド 09-14 1,000円 穴馬絡みで中穴狙い
ワイド 09-17 500円 穴馬2頭が揃えば高配当
単勝 17 トロヴァトーレ 1,000円 2番人気4.4倍の火力枠
結果
1着:シックスペンス(8番人気)→ 完全ノーマーク
2着同着:ガイアフォース(1番人気)・ワールズエンド(7番人気)
的中:複勝14のみ(2着同着)回収2,100円
投資5,000円 → 回収2,100円 → 損益 -2,900円(回収率42%)
なぜ外れたか
トロヴァトーレ(軸):通過15-14番手、上がり33.1秒の速い脚を使ったが9着。後方すぎて届かなかった
ウォーターリヒト(穴馬):通過16-17番手、上がり33.1秒。最後方からの差し届かず13着
→ 速い上がりを持ちながら位置取りが後ろすぎて届かなかった典型的な後方一気失敗
シックスペンス(勝ち馬)の見落とし:近走がダート転戦(南部杯・フェブラリーS等)での凡走だったため切ったが、芝マイルでの実力とは別評価が必要だった。さらにブリンカー再着用というサインも見落とした
ワールズエンド(2着)の見落とし:「逃げ馬を探す」という視点がなかった。常に通過1-1の逃げ馬だったが、実力・前走着順で絞っていた当時の視点では発見できなかった 設計が機能した点
複勝の保険設計:1番人気が2着に入り的中。損失を半分以下に抑えた
予想が的中したにもかかわらず、配当金(払戻金)が投票(購入)金額を下回り、結果的に収支がマイナスになってしまう状態
へぇ〜mtane0412.icon
得た教訓
教訓1:近走着順の表面読み禁止。「なぜ負けたか(条件ミスマッチか実力負けか)」を確認する
教訓2:GⅢ連勝≠GⅠ通用。GⅠの軸は「GⅠまたは重賞上位での好走実績」を基準にする
教訓3:脚質分布を確認し「このレースで有利な展開はどちらか」を事前に予測してから馬を選ぶ
第2戦:宝塚記念2026(6月14日・阪神芝2200m)
ニコちゃんAI×過去10年統計という独自フレームワークを構築し、安田記念の教訓を反映した2戦目。
補足mtane0412.icon
競馬の変数を調べさせてたらこの記事がヒットして読んだら面白かった
戦略的にGIは対象外に見えるが、考え方が面白いので一応ingestしたら部分採用された感じ
戦略の骨格:ニコちゃんAI戦略とは
ユーザー自身が「宝塚記念2026はニコちゃんAIのような考え方が採用できるレース?」と提案した
ニコちゃんAI=「1番人気が凡走するレースを特定する」フレームワーク
クロワデュノール(1番人気・春三冠馬)の格下げ根拠:天皇賞春(5/3)→宝塚記念(6/14)の中5週という強行ローテ、ハナ差激闘による消耗、1番人気の宝塚記念勝率は20%(3番人気の30%より低い)
過去10年統計において3つの有利条件が同時に揃う唯一の馬
逃げ馬は馬券内率40%(脚質別最高)
5歳は6勝(馬齢別最多)
8枠は5勝(枠番別断然トップ)
加えて前年覇者・武豊継続騎乗・追い切りA評価・大阪杯でクロワデュノールと3/4馬身差の2着という実力的根拠 安田記念の教訓を適用
教訓2(GI実績重視)でヒモ優先順位を整理。ダノンデサイル(GI2勝・上がり34.9)を格上げ、ミュージアムマイル(追い切りB・乗り替わり)を格下げ 教訓3(展開先行)で脚質分類 → 逃げ馬を軸に据える既存方針と完全一致
教訓1(近走確認)で消去馬の根拠を強化
複勝なし(安田記念「保険過多」の反省から除外)
前日の衝撃:クロワデュノール1.1倍
Assistantが前日オッズを確認すると衝撃の事実が判明。クロワデュノールが大口投票で単勝1.1倍に暴落していた(ファンの間でも「オッズ破壊」と騒然)
予想オッズ2.0倍 → 実際1.1倍というギャップにより、馬連16-5のEV 0.50 → 0.275に悪化
メイショウタバルは逆に4.5倍 → 12.3倍に上昇しEV 1.35 → 3.69に大幅改善
「OK 1000円浮いたわけだけど他に回して収益改善できるわけではない?」という問いかけの後、「いったん4000円でやりましょうか」と決断。馬連16-5を削除
当日は日中に予定があり馬券が買えるかわからなかったため、前日夜に判断。マークシートの写真をClaudeに送って「完璧です。プランCと完全に一致しています」という確認を経て購入
実際の馬券構成(プランC最終版)
table:宝塚記念馬券
馬券種 組み合わせ 金額 EV 結果
馬連 16−17(メイショウタバル−レガレイラ) 1,000円 双方EV>1.0 外れ(レガレイラ7着)
馬連 16−1(メイショウタバル−ダノンデサイル) 1,000円 EV 2.24 外れ(ダノンデサイル3着で馬連不的中)
3連複 16-17−5 500円 — 外れ(レガレイラ7着)
3連複 16-17−1 500円 — 外れ(レガレイラ7着)
ワイド 16−17 1,000円 — 外れ(レガレイラ7着)
合計 — 4,000円 — 回収0円
結果
1着:メイショウタバル(16番)→ 軸馬◎完璧な先行逃げ切り(コーナー通過2-2-2-2・上がり35.3) 2着:クロワデュノール(5番)→ 削除した馬連16-5(配当620円)が的中ライン
3着:ダノンデサイル(1番)→ 安田記念教訓で格上げしたが馬連は2着まで・3着では不的中
7着:レガレイラ(17番)→ 購入した全5点がここで崩壊
投資4,000円 → 回収0円 → 損益 -4,000円
馬連16-5を残していた場合:投資5,000円 → 回収6,200円 → +1,200円だった
悲しいmtane0412.icon
敗因の構造
根本原因:全馬券がレガレイラ(17番)に依存していた。購入した5点すべてに17番が入っており、7着で全滅
馬連16-5の削除:EV=0.275は正しい計算だったが「軸馬が絡む以上、低配当でも的中する」価値を無視した
3連複の構成ミス:16-17-01と16-17-05のみ購入。17を経由しなければ実際の馬券(16-5-1)に到達できない構成
あと制約として翌日レース直前は授業があったので前日夜の段階で購入するという制約があったmtane0412.icon
結果を見るとやはり直前で見るのが良さそう
結果を受けた反応
感情的な落胆より構造分析を優先。第一声は「削除したものを買っていた時の成績はどうなる?」という冷静な損失シミュレーション要求
「EVに着目する流れ、私からのチャットがきっかけだったかな?正確に思い出したい」「今回EVに関する私の問い合わせは判断のノイズになったかな?次回のために正確に把握しておきたい」と自分の思考プロセスの欠陥を客観的に検証しようとする自己分析が際立つ
得た教訓
教訓4:軸馬が絡む馬連は「低配当」「EV<1」を理由に除外しない。ヒモに残した馬との馬連は最低1点保持する
教訓5:購入前に「全点が同一馬に依存していないか」を確認する。対抗1頭に全点集中は禁止
教訓6:「格下げ(ヒモ扱い)」と「除外(馬券から消す)」は別の判断。ヒモに置くと決めた馬は軸馬との馬連もセットで購入する
蓄積された馬券戦略原則(6教訓)
安田記念から
教訓1:近走着順が悪い馬は「なぜ負けたか」を確認する
教訓2:GⅠの軸馬はGⅠ(または重賞上位クラス)での好走実績を持つ馬を優先する
教訓3:脚質分布を確認し、有利な展開を事前に予測してから馬を選ぶ
宝塚記念から
教訓4:軸馬が絡む馬連は配当・EVに関わらず最低1点保持する
教訓5:購入前に全馬券が同一馬に依存していないかを確認する
教訓6:「ヒモに置く」と「除外する」は別の判断。ヒモ馬との馬連はセットで購入する
次戦予定
第3戦:スプリンターズS(9月27日頃・中山芝1200m)
学んだことまとめさせたmtane0412.icon
出発点:6月12日(安田記念当日)
「競馬何もわからん。ここから読み取れる情報を教えて」
馬柱(出馬表)の画像を貼り付け、読み方そのものから教わった
この時点で知らなかったこと
脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)の分類
馬券の種類(単勝・複勝・馬連・3連複・3連単)
「ながし」「ボックス」の意味
オッズが何を表すか
投票フォームの操作方法(スクショを貼って「言ってたのはこれで合ってる?」と確認)
4日間の学習ステージ
Day 1 前半:ルール習得 → 実戦参加
「初心者が5000円使うなら?」という問いから馬券設計の概念を吸収
ポートフォリオ型設計(保険枠+複数シナリオ+火力枠)を理解して実際に購入
「面白いね、最大シナリオで3連単1000円つけるとどうなる?」と期待値への興味が芽生える
Day 1 後半:体系化・戦略学習
「馬券戦略に関して知識がないんだけど主要な戦略について知識ある?必要なら調べてingestしたい」
オッズの歪みの構造を理解 → 「あーGIはオッズが歪みにくいのね。なるほど。wikiページに残そう」
「安田記念2026、僕は何ができた?」← 「何を失敗したか」ではなく「何ができたか」という肯定的な枠組みで振り返り
Day 2(6月13日):完全な分業の成立
Claudeに情報収集を任せ、「反映させて」の一言で意思決定する構造が確立
「宝塚記念2026前日になりました。オッズを確認して戦略を再確認しよう」
ユーザーの発言は2件のみ。情報処理をClaudeに委譲し判断だけを手元に置くスタイルが完成
Day 3(6月14日・宝塚記念当日):外部概念の自力適用
「宝塚記念の戦略で期待値って計算できるのかな?」← EVという外部概念を自分から競馬に持ち込んだ
「いつのオッズかというのも重要かも。最新のオッズはある?」← タイムスタンプの重要性に自力で気づく
「ちょっと時系列の理解がめちゃくちゃになってるのでいったんやめておこう」← 混乱を自覚して自発的に撤退
Day 4(6月15日):メタ認知レベルの自己批評
「今回EVに関する私の問い合わせは判断のノイズになったかな?次回のために正確に把握しておきたい」
「ニコちゃんAIを若干引っ張ってる気がするが、このレースに適用可能だったか?」
自分の問いかけ行為そのものが分析にノイズを与えた可能性をメタ認知レベルで検証
習得した競馬の概念
馬柱・出馬表の読み方(6/12 安田記念当日に画像を見ながら) 脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)と展開有利・不利の関係 単勝・複勝・ワイド・馬連・3連複・3連単の違いと使い分け
ながし・ボックス買いの仕組み
オッズの意味・GIはオッズが効率的市場になるという逆説 近走着順の表面読みの危険性(条件ミスマッチと実力負けを区別する)
追い切り評価・馬体重・ローテーション(強行ローテのリスク)
複勝保険の考え方と「保険過多」の問題
オッズのタイムスタンプ管理の必要性
まだわかっていないこと(本人認識)
EVの正しい使い方の設計:「今回EVに関する私の問い合わせは判断のノイズになったかな?次回のために正確に把握しておきたい」
フレームの適用範囲の見極め:「ニコちゃんAIを若干引っ張ってる気がするが、このレースに適用可能だったか?」
GI以外のレースへの拡張:「GIの馬と違って情報を入手しづらいなどの制約がある?」
一貫して見られた学習スタイル
「正確に」へのこだわり
「正確に思い出したい」「正確に把握しておきたい」という表現が繰り返し登場
感覚的な印象ではなく事実ベースで記録・検証することへの強い志向
理解したらすぐWikiに残す
「あーなるほど。wikiページに残そう」
「チャット履歴そのものをingestしたい」
体験と知識を即座に構造化して蓄積するサイクルが自然に回っていた
最大シナリオへの関心
「最大シナリオで3連単1000円つけるとどうなる?」
最悪ではなく最良のシナリオを先に計算する思考パターン
失敗を肯定的な枠組みで振り返る
「安田記念2026、僕は何ができた?」← 「何を失敗したか」ではなく「何ができたか」という問い方