2D:4D比
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指比 - Wikipedia
指比(しひ)とは、手の各指の長さの比率のこと。一般的にMP関節(指の付け根の関節)の線の中点から指先までの長さを測る。もっぱら人差し指(示指; 2nd digit)と薬指(環指; 4th digit)の長さの比のことを指し、示指環指比(じしかんしひ)、第2指・第4指比(だいにし・だいよんしひ)、2D:4D比とも言われる。2D:4D比は、所定の手の人差し指の長さをその手の薬指の長さで割ることで求められる。人差し指が長いほど2D:4D比は1より大きくなり、薬指が長ければ1より小さくなる。
2D:4D比は子宮内でのアンドロゲンやテストステロンの曝露に影響されることが指摘され、したがって、出生前アンドロゲン曝露量の大まかな指標となる(2D:4D比が低いほど出生前アンドロゲン曝露量が高い)ことが示唆される。また、2D:4D比はエストロゲン曝露量にも影響されており、テストステロン単独ではなく、テストステロンに対するエストロゲンへの曝露量の比率(T:O比)と相関することを示す研究もある。
2D:4D比は性的二形(性的二型)である。男女どちらも人差し指のほうが一般に短いが、2本の指の長さの差は女性よりも男性においてより顕著になる。多くの研究で、2D:4D比と様々な身体的・行動的形質に相関関係があることが示されている。