二重態度
二重態度
表面上、態度が新しいものに変わったように見えても、古い態度がそのまま残存することもある(Wilson, Lindsey & Schooler, 2000)
顕在態度
社会心理学では、伝統的に態度対象に関して意識的に表明される評価を調べてきた
質問紙などの自己報告尺度で測定することができる態度
潜在態度
意識的にアクセスすることができない態度
潜在連合テスト(IAT: Implicit Association Test)など特殊な手続きを用いて測定を行う(Greenwald, McGhee, & Schwarz, 1998)
既述のように態度はふつう矛盾がないように保たれる(認知的斉合性理論)
しかし、顕在態度と潜在態度に関しては、同一個人が持つ態度であっても必ずしも一貫しない
特に偏見など、社会的な望ましさが関係する態度には、表面的には平等主義的な態度を持っているように見えても、潜在態度においては、強い偏見を維持していることもある
潜在態度は、それを抑制しようとする十分な動機づけや認知能力があるときには表出されないが、これらのいずれかもしくは両者が欠如したときには、思いがけず表出してしまうことがある