電子帳簿保存時の要件

電子取引データを以下の要件を満たして保存する必要がある

満たしていないと無効になる

例えば、EC利用側だとして、購入履歴を残すだけではダメ

可視性の確保

見読可能性の確保

システムに操作説明書を用意し、表示・印刷できるようにする

検索機能の確保

以下の項目で検索できる

取引年月日

取引金額

取引先

日付または金額の項目に関しては、範囲を指定して検索ができる

e.g.

2024年1月1日～12月31日間に行われた取引を検索

取引金額が100万円～300万円の書類を検索

取引年月日／取引金額／取引先の2つ以上の任意項目を組み合わせて検索ができる

e.g. 株式会社◯◯との取引かつ、2024年1月1日～12月31日に行われた取引を検索

真実性の確保

訂正・削除履歴の確保

データの訂正削除を行った場合は、その履歴を残す

通常の業務処理にかかる期間以降に帳簿の入力をした場合に、その履歴を残す

相互関連性の確保

帳簿と、その帳簿に関連するデータを、相互に関連性を確認できるようにする

関係書類等の備付け

システム概要書、システム仕様書、操作説明書、事務処理マニュアル等などの備付けを行うこと

A.タイムスタンプが付与された書類の受け取り

参考