間テクスト性
from Julia Kristeva
人間はシュークリームのようなもの
シュー皮
表面にシュー皮のように記号の秩序がある
ル・サンボリック(記号象徴態)
特にル・サンボリックを揺り動かす詩的言語が重要
クリーム
中でシュー皮を支える実質はドロドロのクリームのように未分化なままでいつでも皮を破って飛び出そうとしている
ル・セミオティック(原記号態)
主体は、シュークリームの外側の形みたいなものだから、ひどく不安定だ。はずみですぐへしゃげてしまう。また、気がついたときには、記号の秩序はもうそこにあるわけだし、主体が消滅しても、それは続いていく。だから主体は、前も後ろも記号の秩序(ないしテキスト)に挟まれていて、かならずその中間に位置する。主体が言葉を喋る、と考えるより、テキストからテキストへの変換関係として、主体をとらえるほうがいい(間テキスト性)。 『はじめての構造主義』.icon p.210
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『はじめての構造主義』 p.210