遅読
そして、そういった連想や発想を期待する読書において注意が必要なのは、ゆっくりと読むことだと思う。速読しないことである。文字や文章だけを辿るのではなく、そこからイメージされるものを頭の中で充分に「展開」する。それが可能な時間を取りながら読むのが良い。遅い方が良い読書だということ。
読んでいるうちに別のことを考えてしまい、読書に集中できない、ということがあるけれど、それは願ってもない状況といえる。勉強や仕事で読んでいるのではないし、早く読み切る競争をしているわけでもない。集中しなければならない理由は1つもない。
たびたび中断して別のことを考えるのも良い。なにか思い出したらじっくりとそれを考える。文章が頭に入らないと気づいたら、少し戻って読み直せば良い。それは損をしたのではなく、文章を2回読めたのだから得をしたと思った方が正解だ。頭に入らなかったのは、なにか理由がある。それを考えてみよう。そちらの方が大事だと思う。ref 『読書の価値』 p.162 森博嗣は頭の中でイメージを展開しながらゆっくり読むらしい
mrsekut.iconの場合は、頭の中にそれを残すために、中断しながら読んでる感じがする
なので、同じ本を1日で読む、みたいなことができない
1日1章ぐらいを読んで、読んでない時間も頭で転がして、余裕ができたら再開する感じ