目隠し構造
自分が見たくないものを見なくて済むようにするもの
自分がハマっている目隠し構造に自分一人で気付くことは困難
他者とぶつかるか、異物が混入してきた好機を逃さないようにする。
3つの特徴
日常の自分の細かな身体と心の働き方に現れる
自分の意識に反して、自分はどういう振る舞いや発言をしているかに着目する
簡単に言えば、「いじめはしないほうがいい」と万人が思っているが、起こりまくってるよね、なんででしょう、みたいな話だと思う
目隠し構造を自覚、発見することは自分にとって辛いことである
発見するのも、直視するのも、克服するのも辛い
本当の姿を直視したあとで、自分で自身を変容させる必要がある
「本当の姿」とは目隠し構造によって暴かれた(愚劣な)姿のこと
「理想の姿」と対の概念
いわば「見たくない自分の姿」
例
仏教は禁酒されているが、酒のことを般若湯と呼べば飲んでよくなる
意識を低い世界から高い世界へと移し替えること
オウムは本来は殺生は禁止されている
ゴキブリも殺してはいけない
エコロジストがタバコのポイ捨てをする
フェミニズムの男性が、身体言語によって女性蔑視をする
参考
第4章で言及されている
もっと絞るなら p.215~