現金過不足
以下の差異に対して、一時的に用いる仮勘定
現金の実際有高
帳簿上の有高
記帳漏れなどで生じる
仮勘定は決算整理時に、別の勘定に変更する必要がある
つまり、「現金化不足」の決算整理前残高はゼロになっている必要がある
仕訳時に、特殊な立ち位置になる
現金過不足は会計処理時に気づく
現金過不足が起きたら、現金を調整して実際有高になるように修正する
現金を基準として、帳簿が多いのか少ないのかを判断するmrsekut.icon
現金を増減することはできず、帳簿上の数字を増減するかしないので。
例えば、帳簿上は1000円で、金庫は900円だったとき
table:仕訳
現金過不足(仮勘定+) 100 現金(資産-) 100
帳簿上の数字を、現金に合わせる必要があるので、
帳簿上の現金の数字をマイナスしている
その対として、現金化不足を入れる
現金過不足の原因がわかったら
仕訳を追加して修正する
table:仕訳
水道光熱費(費用+) 100 現金過不足(仮勘定-) 100
決算整理時に、↑の「現金過不足」がゼロになるように精算する
/mrsekut-book-4801493661/335 (第1節 現金過不足の整理)
この時点で現金過不足の原因が不明な場合は、以下のいずれかに変換して計上する
雑益
雑損
決算日に現金過不足が起きることもある
「決算日」かどうかで、現金過不足を使うかどうかが変わるということmrsekut.icon
決算日での決算整理仕訳では、現金過不足勘定を使わない
貸借対照表の現金勘定は、決算日の実際の現金の金額
これがズレることがある
現金を以下のいずれかを対として計上する
雑益
なんか得した
table:_
現金 10 雑益 10
雑損
なんか損した
table:_
雑損 10 現金 10
/mrsekut-book-4801493661/155
#勘定科目の例