最汎単一化子
most general unifier
すべての単一化子を代表するような解
連立方程式を解くときに無限に解が求まることがあるが、その時に用いられる汎用的な解のこと
John Alan Robinsonが一階の単一化に対する最汎単一化子を求めるアルゴリズムを発見
定義
型代入$ Sが連立方程式$ Eの最汎単一化子であるとは以下を満たすとき
$ Sが$ Eの階である
$ Eの任意の解$ S'について、ある型代入$ S''が存在し、$ S'=S''\circ Sが成り立つ
ここで$ S''\circ Sは
型代入を、「型から型への関数」と見なして、それを関数合成したもの
つまり「型代入関数」と「型代入関数」の合成関数
参考
CoPL p.165