余積の普遍性
$ A,Bを対象とする
任意の対象$ Xと、射$ x_A: A\to X, $ x_B:B\to Xに対して、
射$ A+B\to Xで以下の図式を可換にするものが一意に存在する
https://gyazo.com/f797f82845b3faa915f79a15a8e5533b
この時、
$ \left\{\begin{array}{l}x_A \\x_B\end{array}: A+B \rightarrow X\right.であり、
$ \left\{\begin{array}{l}x_A \\x_B\end{array}(m)\right. =\left\{\begin{array}{l}x_A(a) & (m=t_A(a)の時) \\x_B(b)&(m=t_B(b)の時)\end{array}\right.である
場合分けのイメージmrsekut.icon
つまり、
$ \left\{\begin{array}{l}x_A \\x_B\end{array}\circ t_A = x_A\right.かつ
$ \left\{\begin{array}{l}x_A \\x_B\end{array}\circ t_B=x_B\right.であり、
$ \left\{\begin{array}{l}x_A \\x_B\end{array}\right.はこの様になる唯一の関数になる
https://gyazo.com/12943a3abe4ff92b0c22483c79d652d0
②→③がすごいところ
③→①は自明
②→①は上2つより自明