プロトタイピングの目的
端的に言うと、「(自分|他者)が学習するため」かな?mrsekut.icon
自分の学習のために作る
そもそもの課題があやふやで、かつ課題がありすぎてどれを重視すべきか見えていないとき
そもそも良い形が全く見えていない
初期のtasphはそういう感じだったmrsekut.icon 形にならないふわふわが頭の中だけにあるせいで収集がつかない
自分のためのプロトタイピング
その解決策(仮)を、解決策の候補とするためには、自身が解決策(仮)を評価できる必要がある
例えば、解決策の1つとして「ボタンを設置すれば解決できそう」というのは、
ボタンに対して馴染みが深く、それを設置してどういう挙動をするかを、ある程度イメージが付くから
試したことのないソリューションだとそこの判断すらできない
解決策(仮)が、開発者にとっての道具化が完了していないといけないのではmrsekut.icon 例えば、AI機能を作ったことがないのに、「AI機能を入れれば解決できそう」とは提案できない
それがどういう振る舞いをするのか、それを入れて新たにどういう課題が生まれるのかをイメージできない
なんか良い感じになりそうな気がするが、何が解決されるのかイメージが沸かない
どれぐらいの開発コストがあるのかわからない、道を考えられない
作って試さないと、それ以上の学習が進まない
これを最短で学習するために、プロトタイピングを行う
例えば、技術選定時に、Reactを触ったことがない人が、「Reactを使えば解決しそう」と言っても情報量がない
これを最短で学習するために、プロトタイピングを行う
これけっこう個人開発でもよくあるmrsekut.icon
良いと思ってたけど作ってみて初めて、この体験けっこうだるいな、みたいなことがわかったりする
他者の学習のために作る
チームメンバーやクライアントなど
説明のために作る
どんなツールを使っても良いから「脳内だけにある状態」から「他人に見せられる状態」にすること、それを他人に見せて反応を観察すること、反応が悪くてもめげないこと(アイデアを生かすのも殺すのもあなた次第)というあたりのことを言わなければいけないのではないか ref 要件を達成するための方針のアイディアをいくつか出し、どれで進めるのが良さそうなのかを体感を持って決定する